はかないseason 春はそんな印象

皆様ご存じのようにこのmagnolia日本名では木蓮、桜の咲くすこし前に意外に派手に咲く春の花です。桜満開なこの時期に空気も読まずマグノリアの素晴らしさを語りだします。BANZAIの2ndbeat、ちょいと地味めでももちろんベストにも入っていない曲ですが、私にとって近年まれに見るツボ曲です。
歌詞の中で

真っ白い花びらは 見事に散っていたよ

とあるので白木蓮と推測。

木蓮花言葉は自然愛・持続性
木蓮花言葉は忘却

歌詞のイメージではなんとなく「奪還」とか「決別」とか「転機」のようなイメージですが・・・あまり花言葉とかを気にするタイプじゃなさそうですね。このマグノリアあまりの聞きたさに2007年のSHOWCASEではチケットもないのに思わず松戸でボードをもったほどでした。もちろん中には入れずションボリと帰ったわけですが(´・ω・`)いつか聞ける日は来るのでしょうか・・・

もともと私が木蓮に持っているイメージは「無残な」印象でした。知らない間に一気に咲いたかと思えば雨や風で一夜にして散ってしまう。木の下が真っ白になるくらいに落ちた花々を尻目に人々の興味は桜の方へ移っている。それをこの歌では「潔さ」の象徴として木蓮が登場しています。なんたって「散ってみようぞ」ですから。殿か。でもこの曲の歌詞には稲葉浩志のもつ歌詞の醍醐味(自己嫌悪からの脱却。ACTION!)が詰まっている、そう思います。

最後のダダダダダン・オイッ!とマグノリアの発音が良すぎてなんかムカつくところも含めダサカッコいい名曲。ついでに木蓮の花はつぼみが必ず北を向く性質があるのでコンパスフラワーとも呼ばれるそうです。

そろそろ会報が届いて、LIVE-GYM2009サイトが始動し、チケット先行で一喜一憂するころ、最近聞いていない曲と向き合うには最適な時期。


ちょっと風向きを変えよう