FCIアジアインターナショナルドッグショー
行ってきました本部展。場所はもちろん有明のビックサイトでございます。
なんだかんだ言って去年行けなかったので久しぶりのDOGSHOW、会場に足を踏み入れた時の緊張感が凄く懐かしい。マンガの祭はコミケ、B'zの祭はLIVE-GYM、ならば犬の祭は(私的に)アジアインター
このドッグショーというものはあまりなじみのないものかもしれませんが、早い話犬の品評会。スタンダードと呼ばれる犬種標準にいかに近づけていくかが永遠のテーマでサイズや体全体のライン、歩き方や性質など様々な角度から犬を評価していきます。
この日のために努力してきた犬達とブリーダー(繁殖者)、ハンドラー(犬を引く人)2000頭をこえる犬が晴れ舞台に挑む。そう世界3大ドッグショーの一つ、アジアで一番大きな大会。
沢山のジャックラッセルテリア。だいぶタイプが定着してきて出陳が多く29頭もいました。
会場にはなかなかお目にかかれない珍しい犬種がたくさんいます。これはボルゾイ。
おなじみのダックス。胸をはったカッコいい歩き方で惚れぼれ。
日本の犬業界というのはお世辞にも良い環境であるとは言えません。
流行り廃りが激しい犬業界、ペットショップではいつでも子犬が買え彼等は在庫でしかありません。同じ犬種が近所にいるから一度ぐらい子供を産ませたいという信じられないような手軽さで行われる素人繁殖。犬とのふれあいを売り物にしたドッグパークでは餓死するまで犬を放置し、一時期騒がれたかげっぷち犬はすでに里親から手放されている。
もちろんショーの世界の裏もじめじめとしているのは百も承知だけどw*1
そんな暗い気持ちを吹き飛ばすぐらいに人が犬にかける情熱を目の当たりにすることができます。より良い繁殖を。より良い血統を残し、より良い犬を目指す姿には本当に頭が下がります。多くの人の血と涙の結晶が集結してこの一頭が!と思うとね。
これから純血種を飼いたい人はペットショップとか変なペットイベントに行くんじゃなくて是非一度お近くの会場でやっているショーを見てほしい。チャンスがあれば実際にその犬種と暮らしている人から話を聞いてみてほしい。*2おんなじ犬種でも違いが分かるようになれば犬への考え方が少し変わってくると思うのです。
どうでもいい犬論が長くなってしまった・・・
会場ではそのほかにもたくさんのお店が出ていたり、牧羊犬の実演やトリミング、アジリティなどがありとても楽しめます!特に買い物が!!!
こちらはボーダーコリーによるボールを羊に見立てたアウェイ・カムバイ
買い物ゾーンはいつものことだけど小さい犬を平気で人ごみの中歩かせている人が多くて怖い怖い。スモークひづめやアキレスなど長持ちしそうなおみやげを購入。これだけでも入場料の元を取った感じです(入場料は1300円。JKC会員は800円。前売り、ケータイでのクーポンで1000円になります。そのかわり(?)出陳目録は2000円高いな)
今回なぜか望遠レンズを忘れてしまったのとフラッシュが使えない*3からかイマイチな写真が多い・・・一応顔が判別できないぐらいにはしているはずですが不都合がありましたらご連絡くださいませ。また、持ち帰りの際は一言コメントを入れていただけるとありがたいです。
来年も行きたい。