B'zのExhibition“SCENES” 前期に行ってきた。


有楽町インフォスで開催中のB'zのエキシビションSCENES(前期:1988〜2002)に行ってきた感想。

発表になったときはこんなに大きな催しになるとは夢にも思わず、トレジャーランドに毛が生えた程度だと想像しておりました。コラボ商品の詳細もなかなか発表されず、なんだか全容がわからないままミュージアムやチケットの申し込みをしていた記憶がある。トレジャーランドはファンクラブの人だけ(非会員も同伴者としては入れたけれど)だったのですが、今回は会員じゃなくても入場可能。しかも平日なら無料なうえにこの立地の良さ。ファン以外の人にも見てもらおうという意識はかなり高かったと思う。そんな訳でミュージアムの展示はかなり客観的にB'zの活動を知ることが出来るものでした。電車の中からも看板が見えるぐらいだから、プロモーションとしての効果も高そう。

ギター・衣装・映像・譜面・私物・・・よく取ってあるなと思わず呟いてしまいたくなる貴重な品々。見るだけで音が思い出されるようなピカピカに磨かれた松本さんの愛用ギター。マネキンを見ながら「あーこのPVの衣装嫌だったなw」なんて思い出もあるし、何回も見た映像なのに改めてグッときちゃうようなものある。几帳面な五線譜、書いては消し書いては消した私が知っているのとは少し違う歌詞。ガラス越しだけど、あんなに間近で見られるとは思わなかった。20周年のDVDをモノで表現したらこうなるんだろうな。30年間、彼らが音楽に向き合ってきた事実を目の当たりにすると純粋に感動してくる。

そして、ぜひ一緒に体験して欲しいのがシアター・・・・なのですが前売りで全て完売してしまったので、そんな方にはオーディオガイド(500円)ミュージアムの展示品の解説を二人の会話形式で聞けるという、非常に面白い試み。ファンじゃない人とかは驚くかもしれないwなんだか昔のラジオみたいで懐かしくもあり、松本さんの喋り声好きだなーとしみじみ思ってみたり。


そして、目と耳でミュージアムを楽しんだ後はお買い物。
ストアの売り切れ情報ばかりが話題になりますが、コレはねー最後にストアにたどり着く免税店システムなのでついつい課金したくなっちゃうw前に書いた記事ともリンクするけれど、この10年でB'zのブランド力って間違いなく上がった。そしてヲタの経済力パネェ( ;∀;)

松本さんの行方不明だったギターが見つかったり、稲葉さんがお忍びで来て見つからなかったり、何かと話題豊富なエキシビション。正直こんなにずっと混んでるとは思わなかったし、こんなに売り切ればっかりになるとは思わなかった。あの列を見てたらもう「ファンの姿が見えない」だなんて誰も言わない。

後期も期待して待ってます!

エキシビション前期の展示物まとめ(楽器)


何が展示されてたのか忘れないための備忘録。お気づきの点がございましたらこっそり教えてちょ。


ゴールドディスク
入ってまず目に入るのは壁一面のCD、ゴールドディスクのコーナー。今までリリースされたCD(含むソロ)が額に入れて壁にびっしりと並べられていて壮観。向かいにはおふたりのサイン入りの壁。30年間、毎年コツコツと楽曲製作とリリースしてきた軌跡。なにが凄いってこのCDが全部家にあることだよ・・・・

ヒストリー
進むと迎えてくれるのは肩パットブラザーズのお写真。1988年〜2002年までのB'zの活動を1年ごとに要約したコーナー。
ここは基本オーディオガイドを聞きながら進む感じ。オーディオガイドについては、前期の公開が終わったら追記したい(いうのはタダ)

オーディオガイド
出会い
稲「松本っていうギタリストと一緒に…まぁ知ってたんですけど。ロッキンfとか読んでましたからね。」松「20周年のときにも言ったけれど一緒にやろうと言わないまま」まさか30年経ってこんなハナシしてるとは思わなかったね。

デビュー→ライブ
B'zというスケールの大きいことをするには最初から大きいところで。ライブハウス→ホール→武道館という常套手段じゃなくてホールからスタートさせて・・・
稲「賭けに出たわけですね、松本さん!!」
稲「僕としては苦しんだ1stが終わってすぐに2ndアルバム作成で憂鬱な気持ちに・・・」

作詞
当時は自分の人生経験だけでは足りない。スイートルームに彼女といるとか(笑)長くやっていると気分が変わって昔の歌を歌える楽しさがある。


展示
レコーディング現場再現ゾーン
向かって右側から。後ろの数字は図録の番号

  1. ヤマハ MG-M2(ゼブラ)何故かこれだけ図録に掲載されていない。
  2. アーニーボール ミュージックマン 25
  3. ヤマハ MG-M2 14
  4. ヤマハ MG-M2 ダブルネック 22
  5. ギブソン レスポールタックバースト(ジョーペリーさんのサイン付き)100
  6. ギブソン レスポールゴールドトップ1957リイシュー(ダイナソーピック付き) 29
  7. ギブソン J-45(稲葉さんのアコギ)145

このコーナーはレコーディングの光景を再現していて、譜面台(松:なんの曲か忘れた。赤い玲付きのスライドバー 稲:さよならなんかは言わせないの歌詞を書いた紙)やマイク、ギターはアンプにセットされてエフェクターも繋いである。FATのクロスも置いてある。ジョーペリーさんがサインしている最中の写真も2枚*1。左手にはReal Thing Shakes制作時のモノクロ写真がいくつか。これがまた良い写真でしてねー、これ買えたら買っちゃってたと思う。

アンディージョーンズ
今までかかわったことのないタイプ。オートグラフってバンドの人がアドバイザーで来てくれて、ギターの重ね方とか。企業秘密ですよね松本さんの。何回もやりなおして大変だったけれど勉強になった。最初はリリースは考えてなかったけれど、ドラマの主題歌に。ラジオからこういう曲が流れてきたら面白い。
松「お酒買いに行ってたよね?」稲「Hey!コーシ!!って舎弟みたいでしたワタシ。道々この業界はクソだって言ってました(笑)」


お宝ギターゾーン

  1. フェンダー テレキャスター1952 27
  2. ギブソン レスポールゴールドトップ1956 18・19
  3. ギブソン レスポールゴールドトップ1958 98
  4. フェンダー ストラトキャスター1954(つまりは♯1090)28

ここはしっかりガラスケースに入っておりましてまさにお宝、この4本だけで総額おいくら万円になるのかわからないビンテージのご開帳。説明書き見るだけで音が思い出される殿堂入り。もう、涙ちょちょぎれちゃう相棒をじっくり間近で。

シグネチャーギター
松「キャナリーイエローを作ったことによって99年は責任感や使命感を感じていた。プレッシャーがあった。」
稲「それは、その立場にならないと分からないですよね。」

#1090
初めて買ったヴィンテージギター。NYでお世話になってる人が凄いのあるよ松本!って言ってて見ないで買った。その人もギター詳しい人だから。僕の今でも本当に大切な宝物のひとつですよね。


まんなかギターソーン
中央に円を描くように設置されたギターたち、稲葉さんのマイクスタンドを起点に半時計まわりで。

  1. 稲葉さん初代マイクスタンド 65
  2. ギブソン フライングV 144
  3. アーニーボール ミュージックマン 97
  4. ギブソン レスポールシグネチャーキャナリーイエロー 96
  5. アンプ VHT 45
  6. アンプ マーシャル(4/2はレコーディングで持ち出されてました)46
  7. フェンダー ストラトキャスター 26
  8. ヤマハ MG-M2 17
  9. ビルローレンス 13
  10. ヤマハ MG-M 15
  11. ヤマハ MG-M3 20 
  12. ヤマハ MG-M2 16
  13. ギブソン レスポールシグネチャータックバースト 101
  14. アンプ ボグナー 48
  15. アンプ ピーヴィー 47
  16. ギブソン レスポール 109
  17. アーニーボール ミュージックマン 103
  18. ギブソン フライングV 146

ひとつひとつに使われたツアーや音源の説明書きがあるのでじっくり何周もぐるぐる。個人的にあの剥げてるタックバーストが大好き。

その他ライブ関連展示物

  1. 松本さんイヤモニ
  2. ドリル(黄色・銀・黒ラメ)
  3. ギターストラップ(コンチョ付き・天使刺繍・13クロスワッペン)178
  4. マラカス 76
  5. タンバリン
  6. 稲葉さんイヤモニ

ハリウッドロックウォークコーナー
お名前入りの盾が飾ってあって、当時のスピーチ映像が流れております。何度見てもサラスの存在感が凄いw
前期じゃないって言っちゃダメ。ロックウォークは素晴らしい出来事だった・・・

歴代ツアーパスとピック
過去に販売されたツアーグッズ
現在までのロゴの歴史


ひとつめの部屋だけでこの展示数・・・果たして書き終わるのでしょうか。

*1:コレ最初の方には置いてなかったような気がするんだけどなー

上野動物園

4月2日に東京・上野動物園へ行って参りました。
春休みなのをすっかり忘れていて、当日はすさまじい人・人・人。そうか動物園は家族のレジャースポットだったのね。


まずは人気者パンダのリーリー。


エゾヒグマさん。


もふもふなマヌルネコさん。


にゃー!

そして本日のメイン・・・

寝てますw


親子そろって寝てますw

シャンシャン・・・・


あ、起きた!


ぐてー。
あっという間の30秒でした。次は平日の空いている日に来よう。

Happy Birthday!


松本さん、お誕生日おめでとうございます。ついにやってきた30周!、Pleasure、そしてハワイと相変わらず盛りだくさんで、また新たなギターの音色を聞くことができてうれしい。
まっちゃんの57歳が豊かで充実したものになるよう心から祈っております。

LIVE DINOSAUR総括

2017年12月〜2018年2月に行われたLIVE DINOSAURまとめ。

東京

B'zのPREMIUM LIVE(東京)に行ってきた。 - 本当に自由な休日
ダイナソーじゃないけれど、結局ダイナソーみたいなものだったので入れちゃう。ってかナゾの使命感で頑張って書いたのでこの後が大変なことに←

福岡

B’z LIVE-GYM 2017-2018 LIVE DINOSAUR福岡公演へ行ってきた。 - 本当に自由な休日
弾丸。いつメリ聞きに行ったようなもんですが、結果的には調子の良い状態を聞いておくことが出来て良かった。

名古屋

B’z LIVE-GYM 2017-2018 LIVE DINOSAUR名古屋公演へ行ってきた。 - 本当に自由な休日
生涯忘れない初日。
あんなに辛かったことは無いし、こんなに心が震えた公演も無い。


B’z LIVE-GYM 2017-2018 LIVE DINOSAUR名古屋大晦日公演へ行ってきた。 - 本当に自由な休日
どうなってるんだ大晦日。良いお年を!

東京
写真が無いww
B’z LIVE-GYM 2017-2018 LIVE DINOSAUR東京公演へ行ってきた。 - 本当に自由な休日
明けましておめでとう東京ドーム。よわーい!

仙台

B’z LIVE-GYM 2017-2018 LIVE DINOSAUR仙台公演へ行ってきた。 - 本当に自由な休日
最初で最後のアリーナ公演の仙台。シンプルなアリーナも好き&うっかり締めのバンザイを忘れる稲葉さん。

大阪
これも写真が無ぇwww
B’z LIVE-GYM 2017-2018 LIVE DINOSAUR大阪公演へ行ってきた。 - 本当に自由な休日
大阪千秋楽。まさか行くとは思わなかった・・・まさかのラスト!


LIVE DINOSAURは変化を感じたツアーでした。
ライブに来る人の層が変わった。以前よりも年齢層がもっと幅広くなったし圧倒的に男性の比率が増えた。これまでの30年間、もっとピンチの時はあったと思うのだけど、それがこちらまで伝わったのは初めてかもしれない。「カワイイ」って臆面もなく言えるようになった!前は「カッコイイでしょ?」っていう雰囲気だったよね。「くん」付けの人が減って「さん」付けが一般的になった。コレは年齢層の変化とネットの成熟も関係あるのかな。昔は友達少ないっていうキャラだったのが最近やたらインスタに登場するし芸能人のお友達から名前が出ることが増えた。微妙に私服がダサかったのも気が付けばオサレセレブに・・・・MC全然喋らなくなっちゃったね。サングラスも外さなくなっちゃったね。。仕事に対する姿勢や態度は今も昔も変わらない。いや、前と同じ努力であのステージは絶対に無理だからきっとまさに「人知れず進化してる」んだろうな。
急にパッと変わったわけじゃなくて、内側も外側も、きっと自分自身も…じわじわとゆっくり確実に変わってきたこと。そんな変化を感じた瞬間がいつもより沢山ありました。

1本のツアーが始まり、無事に終わることは本当にシビれちゃうね。激動の音楽業界をサバイブしてきた我らがダイナソーは時代遅れで可愛くて格好良くて頼もしい。LIVE DINOSAURは氷河期を生き続ける恐竜さんたちに相応しい、生き様を見せつけるような劇的で忘れられないツアーでした。

風向きが変わったとき

テレビ朝日系「アメトーーク!B’z芸人」2018年3月22日放送決定!!
アメトーーク初のB’z芸人の放送が決定しました。どんなお宝が登場し、どんなトークが繰り広げられているのか?!どうぞお見逃しなく!
放送日時:2018年3月22日(木)23:15〜

ブラマヨ小杉さんのツイートでフライング告知がありましたが、公式でもようやくお知らせが来ました。

正直なところ・・・感慨深い。2018年、B'zを取り巻く環境がこんな状態になっているとは夢にも思っていませんでした。ちょっとだけ昔話をさせてください。


私がファンになった2000年代初めの頃、B'zに対する世間の風当たりはとても強かった。とてもとても強かった。
CDが売れれば「ファンの姿が見えない」「不気味だ」と言われた。ライブが良いんだと言えば「洋楽のパクリバンド」「稲葉の顔目当て」と言われた。ホンモノの音楽を分かっていない素人が喜ぶ売れ線狙いの「商業ロック」当時もB'zのふたりの姿勢は今とほとんど変わらない、ただ黙々と楽曲製作とライブをする。誰の悪口も言わず、淡々と音楽に向かうB'zに対して世界は悪意に満ちていた。

フェスに出れば「あの日本人アーティストの時に食事に行こう」と揶揄されて、挙句の果てに火災報知機ならされて逮捕者が出る。アルバムが発売したらファンの掲示板に「今回のアルバムは最悪です」と大手芸能事務所のIPから書き込まれる。雑誌やライブのMCで名指しで馬鹿にされたり批判されるのは別に珍しいことでも無く、個人的に一番腹が立ったというか、悲しかったのは永遠の翼の時のMステかな。ああいう大人のイジメみたいなものが普通に起こっていた。一応ご本人は否定してるけれど土壌として「下司なPleasure」「木偶のTreasure」って言われててもしょうがない・・・「だってB'zでしょ?」みたいな空気があった。

例えば2001年に出版されたコレ。これ最近ファンになった人が読んだら笑っちゃうと思うんだけど、当時の様子を伝えるという意味において貴重な資料(下衆な週刊誌みたいに読まないとダメw)ちょっとだけ抜粋すると

音楽誌が書かないJポップ批評 まるごとB’z大全 (宝島社文庫)

音楽誌が書かないJポップ批評 まるごとB’z大全 (宝島社文庫)

「俺にとってB'zの音をBGMに暮らすということは、ディスカウント家具のカラーボックスだらけの部屋で暮らすような感覚に近い。シリアスさや趣味の良さを目的化しない、「読み捨てマンガ」ならぬ「歌い捨て音楽」(P.111)

このコラムの表題「B'zと90年代の産業ロック」・・・ここ笑うところですかね?Call me a dinosaur!!!

もともとほとんどTVに出ない人たちだったし、何を言われても決して言い返さない彼らは良い標的だった。当時は今よりもマスメディアがずっと力を持っていて、まだまだインターネットは限られた世代の限られた時間帯だけのものだったし、更に自ら発信するのはもっと限られた人だけだった。前にもちょっと呟いたけれど、だから私はBrotherっていう言葉を今後もたぶん使わない。ムラ意識を持つことへの漠然とした危機感があるから。そう、言ってみれば我々は隠れキリシタンならぬ「隠れB'zファン世代」いちいち説明するのがメンドクサイし、腹が立っても敵がいなけりゃを聞きながら溜飲を下げる。「口に出せないぐらい好き、とか簡単に名前が出せないぐらい大事、とか。そういったことが人間にはある。」という気持ち。いや、ただ単純にどうでもいいなって気持ちが強かっただけかも←

この前の音楽と人*1のインタビューで松本さんが「世間のイメージと自分の持つB'zのイメージがズレていた時期があった」って発言があるのですが(ちなみにいつかは明確に答えてくれてない)、私が「B'z大丈夫かな?」という感情を抱いていたのは2005年前後。スポーツのタイアップが続いて、Pleasure IIのリリースやらライブの演出スタッフ総入れ替えやらがあったころ。思い返せば、あの辺りはちょっと揺らいでいた気がする。揺らぐというか、諦めじゃないけれどこのまま行くんだろうなーっていう。


そんなB'zに対する風向きが変わったとき。それは20周年の時だと思う。
ひとつの大きな転機となったのがNHKの密着ドキュメント「メガヒットの秘密」今振り返るとやっぱりあの番組の反響は大きかった。
地上波でツアーのリハーサルや楽曲製作の様子が流れたのも画期的だったし、松本さんが「売れることは大事」と言葉にしたことも大きかった。稲葉さんの今も言われ続けるストイック話も(笑)既に2008年にはズブズブのファンだった私には満身創痍な姿が衝撃的だったけれど、それまで世間とあった隔たりみたいなものがちょっとだけ埋まったような気がする。たったひとつの番組で。スタイリストがプロになったこと、定期的にヒット曲に恵まれたこと、松本さんがグラミー賞を受賞したこと、いろいろなことが重なってちょっとづつ良い方向に変わってきた10年だった。

去年はまさかロックインジャパンでトリを務める日が来るとは思わなかった。今年はまさかアメトークでB'zが取り上げられる日が来るとは思わなかった。こうやって、30周年をお祝いできることを心から嬉しく思う。見たことがない景色を見せてもらっているのは私の方なのかもしれない。

*1:

シロクマおちょこ

晩酌タイムをよりいっそう豊かな時間にするために新しい相棒を迎えたのです。

ちょー可愛いシロクマさんのお猪口。


浸かってるクマむっちゃかわええ(´(エ)`)クマー。こういう作り手が見えるような暖かいものが好き。

お酒は楽しくほどほどに。大切に使わせてもらいます。

Super Guitar Disney

世界で活躍するトップギタリストが集結!
ディズニーの名曲を奏でる初のギター・インストゥルメンタル・コンピレーションアルバム「SUPER GUITAR DISNEY」に、松本孝弘の参加が決定しました。演奏曲は映画「ピノキオ」主題歌「When You Wish Upon a Star」。日米でリリースとなる本作でのギタープレイをどうぞお楽しみに。 ※日本は2018年4月25日発売です。

Super Guitar Disney

Super Guitar Disney

松本さんがディズニーのギターコンピに参加するよ。という訳で、演奏曲は「星に願いを」絶対外さないやーつ。松本さんの良いところを分かっていらっしゃる選曲。他の参加ミュージシャンも名だたると表現するのにピッタリな方々ばかりで、MR.BIG・NIGHT RANGER・DOKKENとなんだか馴染みのある名前が多い気がします。
これをきっかけにHouse Of Stringsを思い出してくれないかなと淡い期待を抱いてみる。

B’z LIVE-GYM 2017-2018 LIVE DINOSAUR大阪公演へ行ってきた。


2017年2月4日 京セラドーム大阪

仙台で見収めたライブダイナソー。のはずが・・・大阪に行って参りました。いや、コレねちょっと言い訳させて!ほんとーうっっに今回の大阪公演はチケットが手に入らなかったのよ!あまりにも取れない→ならばいっそ福岡へ飛ぼうとなりまして。今年は夏もあるし控えめにしなきゃとスッパリ諦めた。あきらめ・・・てるところに1/31大阪全日程全座席まさかの大復活、その時点では「おー取れなかった人たち良かったなー」と他人事。で、次の日「・・・・まだ売ってる・・・」この辺りから理性と欲望の葛藤が始まり脳内検討会議開始。「行けるんじゃね?」「行きたいな?」「行かないと後悔するな」と仕事帰りの駅のホームでポチっとA席を購入(S席は売り切れ)いつまでも売れ残っているのが悪い*1

そんなこんなで、このところお馴染みの午後半休という手段を使いまして3年ぶりの大阪へ。新幹線の正規料金に二度見しながらも、どうにか京セラドームに到着。入れるだけで充分なので一番後ろかねーと軽い気持ちでタッチアンドゴーしたら上段下手側の1列目でした。マジかよ、神よ!
お客さん凄い入れてるらしいというのは聞いてたのですが、上から見ると本当にアリーナ通路あるの?っていうぐらいのみっちり凄まじい人。

声明
また出会えるとは思わんかったよ演説台。せっかく横の席なのでどうやって登場するのかちゃんと見ようと思っていたのに、せりあがってくる松本さんに気を取られているうちに稲葉さん登場してたwあう・・・見逃した('ω')ドームのオープニングとしては地味目な演出だとは思うのですが、これだけ大絶賛されているのを見ると衣装のインパクトは凄いもんだな。ってか衣装って大事だよね(ハンカチを握りしめながら)

CHAMP
チャンプのイントロを聞くだけで涙が出そうになる今日この頃ですが、この曲ホントに格好良いな。相変わらずチャンプ大好き廃人のままなのですが、Pleasureでもやって欲しいなチャンプ。毎回やって欲しいなチャンプ。MVも大好きなのでたまに見返してる。ライブ行きてぇ。

しつこく何回も言うのでばれているとは思いますが、本ツアーの一番照明が格好良いで賞はチャンプさんの受賞です。白に浄化される。

「いつもやってるやつあるやん?」とダイナソー今日はちゃんと大阪弁になってるw

孤独のRunaway
1曲終わるたびに「この曲、次聞けるのいつかな」と思う千秋楽。そして松本さんの愛を殴る姿も見納め、今日のたっくさんは良く走ってる。首元のヒラヒラは断固否定派ですが、コートのヒラヒラは正義。ここ数年、稲葉さんの横揺れの動きが増えた気がする。なんとなくイメージとしてはhydeさんの専売特許感があったんだけど。あと、今更ながらドームってステージのサイズ(特に花道の長さ)がむちゃくちゃデカいな。

ハルカ
ワウの松本さん全身像を死ぬほど防振双眼鏡で覗けるど横席至福。で、ふいに稲葉さんの方見たらタンバリン*2頭に掲げながら歌ってたんですけど、これずっと持ってたっけ?置き忘れた?
この曲はライブでの激しめなパフォーマンスがたまらんです。マイクスタンド乱暴に扱うところと、松本さんの尻尾が揺れるところ。Queen Of The Nightと日替わりでも良かったのかなという気持ちは少しだけある。っていうか単純に月下美人聞きたい。

ルーフトップ
大好きすぎるルーフトップ。仙台公演より松本孝弘さんのセクシー加減がぶっちぎっていることにようやく気が付いたので、もう一度目に焼き付けることが出来て本当にうれしい。この曲からしばらく稲葉さんの後ろの髪の毛がぴょこんって跳ねてたのを見て映像化はないんだろうなーと思う。松本さんの髪型がサラサラストレートなので余計にそう思うのかも。DINOSAURの曲のなかでも頭一つ抜けて好きだな。

稲「知らない方もいらっしゃるかと思いますが、今日は最終日です。」知ってるよー!と周りから声がかかりまくるのがさすが大阪。

FIREBALL
前週の仙台で、2番を歌い始めたところでステージを指さしてたな…といきなり思い出す。あんなに必死に思い出そうとしても出てこなかった記憶があっさりとこのタイミングで出てくる自分の脳みそしっかりして欲しい。「Do't make me down!!」と「getting lose yeah!!」が死ぬほどレアな松本さんの声。
松本さんに向けた稲葉氏の屈みかたが凄くて(ほとんど土下座)背中見えておるw

Don't Leave Me
そっれにしても今回は日替わりが少なかったねー。本数が少ないから飽きないからなのか、それともセトリの驚きよりも質を高めることを優先させたのか。収録日だった埼玉のことを考えると映像化はMOTELが確定なので、ドンリブ心して聞きましょう。エピックのドンリブもなんかの特典でつけてくれないかな。FIREBALL・ドンリブ・赤い河とこのブロックは非常に赤茶けた色のイメージ。

赤い河
この曲スケールの大きさがDINOSAURによく合っていた。まさか、こんなに満たされた顔で歌うとは思わなかったけれど、こうしてナマで聞くとCDで聞いているだけではわからない立体感みたいなものが生まれる。驚きは初めて聞いた福岡、最高だったのは東京、大阪はすごくドラムが前向きな感じが良かった。1994年の曲、長くやっている醍醐味を存分に。

稲「今日は暦の上では立春ですね。話すことがないと暦を気にしたりするんですけど、春なんですね。思い返せば・・・寒いツアーでした。お客さんは熱いですよ!気温が。ツアーが始まると風邪におびえてインフルエンザにおびえて・・・人が菌に見える!!(笑)みたいになって、マスク2枚したほうがいいのかな?とか。そういう時って精神が不安定なんで風邪ひいちゃったりするんですけど。明日からはもう歌うこともないので裸でジョギングしようかな。・・・・(急)ニューアルバムの曲聞いて頂けますか?」
風邪だよって言いたかったんだろうな。大阪だったし。
2017年の年末からのあれこれを見続けてきて、稲葉さんってお客さんにLIVE-GYMで本当に純粋にただ「楽しみにだけ来てほしい」んだろうなーと思った。それと、30周年という節目の前の変化。たぶん今までも表に出なかっただけで、いくらでもピンチはあったと思う。それがこうやって表面化したことに変化を感じる。変わらないという進化の変わらざるを得ない部分。これから先もきっと調子の悪さをまったくアナウンスしてくれないんだと思う、賞賛も罵倒も同情すらもぶっちぎっていくのだと思う・・・ってチャンプはセブンイレブンの歌だけどな←

SKYROCKET
とか、色々考えている暇はない明るい曲調で手拍子にコーラスと参加感のあるハッピーなこちらの曲。失われしハートが復活していた☆祝。

それでもやっぱり
ちょっとこの時だけ音に反響があったかな、A席のデメリット・・・・というほどのデメリットではない。下手なS席よりも当たり。というか、このツアーすごく座席運(周りの環境)に恵まれていたツアーでした。こればかりは本当に運だから、ありがたい。それでもやっぱりは、声を堪能できるのが最高。無言のPromise・僕には君がいる・Homebound・ 君を気にしない日など・Classmate・Exit To The Sunあたりのバラードって私の中では同じジャンルです。
愛しき幽霊
最終日スペシャルなのか、この日はキャップとタオルとユニフォーム(名前入り)の3点セット。稲「オリックスファンの人〜」にチラホラと挙がる手。こちらまで来てくれると上段でもとても近い(ただし松本さんは遠い)今更ながら、うむ。曲を堪能するならアリーナだなwっていうか相方がこの曲を「山崎まさよしみたいな曲」って呼ぶので通称=桜木町

あの着ぐるみどうせまたそのうち再会するんだろうなとか思いながら。
弱い男
千秋楽SPで参りますよデデンの会。もはや原型をとどめていないデデンw千秋楽なのでこれでもか!と完全に遊ぶおじさんたち。さっきまで切ない顔してバラード歌ってた余韻なんてまったくない。前のめりに準備してるシェーンもバッチリ映ってるし、松本さんの邪魔しながら絡みに行く稲葉さんゾンビみたいになってるし。客席に「やってみます?」とフリ始めるし。
そんなんなのに、曲になると急激にロックバンドになるのズルい。ダダンの進化とセッションコーナーの進化ズルい。そして、大阪の「弱い男」に出てくる男性陣たちみんなノリが良すぎで受けた。
Purple Pink Orange
どのタイミングで双眼鏡が必要で、どのタイミングは不要かというのが自分で意識せずに出来るのは最終公演の強みだけど傍からみるとアレだなwラウドジムでの先行視聴の時から大好きで、名古屋の件があってからまた少し違った印象を持つようになった曲。ダイナソーツアーの色々な場面が走馬灯のように蘇り死期が近いのかと思う。

メンバー紹介
稲「ツアーどうでしたか?」

増「楽しかったです。」
大「楽しかったです。ホンマです。」
バ「ROCKIN!」
シ「このツアーサイコウでした。アザッス!」
松「オオキニ、オオサカ!(片言)」

イチブトゼンブ
イチブさんのイントロがくるとなんというか安心感がある。あと、大サビのところの松本さんの微笑みはこの曲を聴くたびに思い出すのだと思う。
2番入る前におーさかべいべー♪
DIVE
ここのシングル両A面並びは最高に好きだった。イチブは夏にまた会えるだろうけれどダイブさんはまたしばらく会えないのかな。2番もにょりつつも強引に進める。この曲は割とそんなことが多い。DIVE!で跳ねたくなるのをぐっと我慢。
Dinosaur
アルバムツアーのタイトル曲はいつもグッときてしまうのだけれど、今年は特に。ウルトラ下手席ではダイナソーくんの尻尾側しか見えないわけですが、結局A席っぽい見えにくさというのはこの演出だけだった気がする。心配していた音の反響もそんなに酷くはなかったし。演出としては大変に古風なこれぞダイナソー!というバボットだけど、イントロ真暗にして一気に色が付くのはベタだけど最高。あと、しょっぱなの一発吠えたシャウトが太くて伸びすぎで思わず笑う。ギターソロ前にアウアウ吠え、いつもより多めに吠えております。この曲のリフは洗練されてるとは言いがたいのに説得力がある。こーるみーだいなそー!
の頼もしさったらない。衣装は緑のヒョウ柄

King Of The Street
これのタオルにしろ、水の入ったプラコップにしろ稲葉さんの投げたものってみんなSS席じゃなくてS席なのねー、両方とも客席には届かずスタッフの人が拾ってタオル→放り投げ(当然争奪戦)コップ→目の前の人に手渡し(周辺も祝福)な感じだったので、見てる第三者としては手渡ししてくれた方が平和で気持ちが良い。蛇足ですが、むかしむかしマンウィズのライブでボーカルの投げたマフラータオルが私の前後の人で奪い合いになり、おぞましい綱引きに巻き込まれたことがあるw(っていうか何故に取れなかったのだ…)タオル回してると記憶力が低下するから*3止めようって毎回思うのに、なんかうっかり回してしまうのよ・・・なぜ。

フキアレナサイ
ここのコール&レスポンスも弱い男と同じく進化を続け、今日はついに松本さんが逃げないように腕掴んでたw通せんぼよりもダイレクトですよ。松本さん、ラスト頑張って声張ってたのと稲葉さんのロングシャウトすっげぇ。語彙力なさすぎだけどマジですっげぇ。コール&レスポンスが始まると布のおねーさんはいったん下がって待つ(長いからね)のと、大サビで紙吹雪が舞ってるのはスタッフがバケツから人力で投げ込んでるのに気が付く、嗚呼マンパワー

(かなり文章が曖昧なのでおおまかなニュアンスで)
稲「どうもありがとう!大阪の雄叫び凄かったです。ツアーを通してアルバムを作ったときよりもダイナソーという意味を感じています。ひとつは恐竜と言う意味で、もうひとつは時代遅れという意味で。これは僕の妄想なんですけど、どこかで恐竜が知れずにサバイブして生き残っていたらいいなと思ってまして、そういう誰も見たことが無いロマンチックでミステリアスな存在に惹かれました。僕たちも古いといわれる音楽をやっていくなかで、こういう仕事をしていくと古いとか新しいとか言われるんですけど・・・もう、気にしていられないので。時間は止められないから!自分たちが一番影響を受けたスタイルを磨いて武器にしてゆきたいと思っています。これからも、B'zにしかできない音楽、LIVE-GYMに来てくれれば他では聞けない音をとどけることができるか?それだけを判断基準にしてやっていきたいと思うのでよろしければお付き合いください。よろしくお願いします!」
ダイナソーツアー過去最高にまとまってた気がするMC。今個人的に稲葉さんのライブMCの遍歴まとめてるんですけどなかなか面白い。

Still Alive
松本さんの静のギターに歌声が乗り、そこにバンドが加わって動になるの最高すぎる。

ultra soul
「一緒にもうひと騒ぎしちゃいましょう!」と満を持してのウルソ。京セラドームはジャンプ禁止なので堪えつつのウルソ。イヤモニの調子がイマイチなのか手で押さえる仕草が何度か。シェーンの前にバリーとふたりでならんでカメラ指さしてるの可愛すぎた。モニター大正解。

BANZAI
あーーーーーホント良かった(´;ω;`)名古屋30日の次に感慨深い「ここまで来たことを称えましょう」千秋楽のアンコールはやっぱり何度行っても独特の空気感がある。無事にツアーが終わる、いつも感じる寂しさよりもホッとした気持ちの方が大きい。

千秋楽のラスト恒例のご挨拶。スタッフとバンドとお客さんに感謝を述べる稲葉さん。
稲「ツアーが無事に終わるのは痺れることです。心から感謝しています!いきましょうか!・・・せーの、オツカレー!」幸せをかみしめるような満たされた表情。お疲れ様。ズンチャッチャ流れるなか、今思い返せば中央で拳をあわせるふたり&ステージの端までで止まるB'zを見て「あれ?」という違和感を覚えていたわけで、そう千秋楽と言えば花道端までのご挨拶(松本さんのぴょーん)からのハグ。今回は無しなのかな・・・って予想ではもっと感極まった感じになるかと思ってたんだけどなと「この街で叫ぼう」の指揮をする松本さんと「大阪ね」と教えてくれる稲葉さんををへらへらしながら見ていた私。おおさかー!と叫んだ瞬間、暗転。
ツアーが終わった寂しさと安堵感といろいろ混ざったぐちゃぐちゃの気持ちを一気にフリーズさせる暗転。

B'z 」の赤いロゴ。Pleasureのイントロ。



THIS SUMMER



B'z LIVE-GYM Pleasure 2018




鳥肌が止まらない。思考が付いていかない。

絶叫のドームに笑いながら「今が一番盛り上がってるんじゃないですか?・・・そーゆーことなんで!夏に会いましょう!」と随分軽いノリで、でも最後の最後「どうもありがとう!!」はむっちゃ力強い声だった。興奮の冷めない客を残し、ステージを下りた稲葉さん。降りた先にはバンドメンバーがみんな待っていて、たぶんあれはシェーンだったと思うのだけどひときわ強く抱擁していました。泣くわ( ;∀;)


まとめ
ダイナソー無事完走。楽しくて、カッコよくて、可愛くて、死ぬほど心配して、泣くほど安心して、忘れられないツアー最後の1日。見届けられてよかった。そして、あの瞬間に立ち会えてよかった。約束なんかしない人たちとの夏の約束、熱い夏になりそうです。

*1:清々しい責任転嫁

*2:タンバリンと言うかこういう周りのシャンシャンしてるやつだけの。あくまでイメージ画↓

*3:ギリchoもそう

ジャングルの極限レースを走った犬 アーサー

ジャングルの極限レースを走った犬 アーサー

ジャングルの極限レースを走った犬 アーサー

日本ではあまり馴染みのないアドベンチャーレース。簡単に説明すれば超過酷なチーム戦の耐久レース・・・走るのはもちろん、自転車に乗ったりボートを漕いだり、コースはジャングルやら沼地やらなんでもあり。1週間睡眠もそこそこに700キロを競い合う。そんなナスDもびっくりなレースの魅力に取り憑かれているスウェーデン人の著者が南米エクアドルで出会った1匹の野良犬。

特に犬が好きなわけでもなかったのに、レースの最中になぜかチームに加わった金色の犬アーサー。

旅先で運命の犬に出会い、心を通わせ、母国に連れて帰ろうと奮闘する男性の話は意外に多い。

戦禍のアフガニスタンを犬と歩く

戦禍のアフガニスタンを犬と歩く

アフガニスタンバーブ
犬たちを救え! ――アフガニスタン救出物語

犬たちを救え! ――アフガニスタン救出物語

同じくアフガニスタンのナウザード
戦場で出会った子犬の物語

戦場で出会った子犬の物語

イラクで出会ったラヴァ
あと国を超えて犬を運ぶのはなかなか大変。

バルとサーシャと妻とぼく

バルとサーシャと妻とぼく

これは飼い犬ですが奮闘する日本人。

マールのドア----大自然で暮らしたぼくと犬

マールのドア----大自然で暮らしたぼくと犬

犬が選んだような物語はマールを彷彿とさせる。

出会いはどこに転がっているかわからない。

Thanks 2000000HIT!

気が付いたら過ぎておりました。・・・ダブルミリオン!愛まま!!
画面の向こうのアナタ、いつも見守っていただきありがとうございます。よろしければ今後もお付き合い頂けると嬉しいです。