B'zのLIVE-GYM2013名古屋公演2日目に行ってきた。
2013年8月31日(土) ナゴヤドーム
にゃごやべいべー!
2013年のB'z LIVE-GYM ENDLESS SUMMERドーム公演のネタバレ記事です。
ご自身の判断でお読みください。
個人的に名古屋はひっじょーに好きな土地です。
東京ドームと名古屋ドームどちらかにしか行けないとなれば間違いなくナゴヤを選択するぐらい名古屋が好きです。LOVEナゴヤ!ということで、今年も名古屋にやってまいりました。31日のお席はサンデーフォーク有料会員枠のS席、暑いので先に入ってしまおう!とタッチアンドゴーしてぺろんと紙が出てきて・・・・!
ま・・・まさか・・と思いながらエスカレーターを上へ、人が減り、空気うめぇ、女子トイレ待ち時間ゼロ!
ゲートのところにいた係のおねぇさんが「お席までご案内します」というので素直にお願いしまして、付いて行った先で「この列の…1番上ですね。」という大変残念感の滲んだ言葉が切ない。ナゴヤドーム連続最後列記録更新*1。まぁ、入れりゃ場所はどこでもいいんですけどね。ね。
オープニング
一番後ろといいましても正面だったので、オープニングが非常に見やすい。
2001年宇宙の旅みたいなオープニング。
新曲
この新曲のイメージは今のところキャッチーになったguilty。
照明は赤のサーチライトがぐるぐるしてすごく綺麗。松本さんもせりあがってきてたのね!その後、満を持しての稲葉さん。まっさかさまの空?2番のシャウト気味に上げるのがえらく恰好よい。そして松本さんのギターソロは2部構成で後半ブルーのライトになるんだけど、これがまたかっちょいいんだ。稲葉さんはたぶん札幌と同じ衣装かな、応援団風ヒラヒラ腕に布。大きく足を左右に開いてマイクスタンドをぐっと浮かせるのが最近のブームなのかしらん。シャウト→デデン!という終わり方が潔くて好き。
BLOWIN'
いやー音が良い。音が。ナゴヤドームは今年で5回目だけど、本当に場所によって差がある会場だなと。この日はほぼ真っ正面だったこともありほとんど反響は無し(ちなみに上のサービスモニターと同じぐらいの高さだと思う)あと、ステージ床にエンドレスサマーのロゴ発見。BOXは6個、風を受けて〜は左から4つ目。ギターソロでのライトが綺麗。照明さん今年頑張ってますよ。
ようこそ→基本変化なく。
Pleasure 2013
下手側花道に走り抜ける稲葉、上手側はのしのしと歩く松本さん。マーシャルは端でガッツリとwしかし、この日も歌詞は聞きとれず。プレジャーのキラキラ感は増田さんの役割も大きいんだなぁ。ラスト伸び伸びしたギターのなんていい音!
LADY NAVIGATION
クリアなピンクの照明でかわいらしく。ギターソロの時に頭の上で手拍子したらそれがみんなに伝染して割れんばかりの手拍子に。マラカスを振りながら超真顔の稲葉さんがモニターに抜かれてたw「すてきさー」に合わせてマイクスタンド跨ぎ(去年ねがいでやってたやつw)若干シャウト気味にセクスィーな感じで。最後シェーンの上あたりが虹色に。
恋心
うっわ!まったく想像してなかったからビビった。1番でもFuー!になるほどみんなテンション高い!「なにかな?」で唐突に演奏ストップ、溜めるに溜めて・・・松「なにかなぁ!」で、もうすべておっけーっす(*´ェ`*)。ポップでキュートな恋心でした。ライティングはGDと同じく紫。このセトリチェンジが意外すぎて良い方向に。踊ってるうちによく分からなくなる恋心wラスト「せんきゅー!」
稲「8月は今日で終わりですが、最高のサタデーナイトを過ごせるように演奏するので、ゆっくり楽しんでいってください」
ねがい
増田さんと稲葉さんのウーフゥーの会がなくなり、増田ソロタイム。この日のベストはねがい。正直楽器隊はイマイチだったんだけど(2番入る時ややもたついた気がする)稲葉くんのテンションが妙な方向に行き始めましたw「流れおちそうなこの涙」に右手かな?顔を反面撫でて泣きの表現、そして舌だし。そして、極めつけがギターのブレイクの部分だかで、後ろのカメラに向かってこれ以上ないほどの素敵スマイルゥ(*´∀`)☆
もう一度キスしたかった
イントロで会場に広がる拍手。5年前に豊田スタジアムで聞いたもう一度キスしたかったも凄く良かったけどこの日も良かった。「再会〜」からの増田さんのピアノもこれまた素敵。まっちゃんは少々地味だけど・・・・・ってこれ水色じゃなくて99だよね?!99じゃん!!!!なんてこったい99だよ!!!(しつこい)
GOLD
99のあまりの衝撃にあわあわしてるところにこのイントロ来ちゃったら完全にアウト。壮大な心震えるイントロ。神様ありがとう!初めて聞いたエアロソニックもそりゃ嬉しかったけれど、席の有無は精神的にやっぱりちょっと違うから。ほとんど正面なので、まっすぐ前を見据えて歌う稲葉さんがどストレート。死ぬほど堪能。というかこの3曲の並びで完全に死んだ。ゆっくり、じっくり、心に刻み込むように。こうして、ひとつ重めのバラード入ると座りがいいなぁー。そして、びびけーのコーラスで現実に引き戻されるも歌い終わった後の満足気な満たされた笑みにやられた。
C'mon
この日の流れがセトリチェンジ(大正解)とねがいのニコニコで相当こっち寄ってたのでいつになくグッとくるものが。サビ前ライトでステージがすべて白になるのがゼロに戻るようで、C'monはここからの再生のうたなのかもなぁーとぼんやり。5年のあいだにいろいろなことがありましたね。歌い終わり深いお辞儀。
松ソロ
後半情緒的になるところでレーザーライト赤と緑。コリーナってかいてあるからたぶんそうなんでしょ。皆さん座ってくれるので視界良好。
核心
照明はオレンジ。夕陽のような・・・めつぶしライト。背中からのバッグショットが素敵。このツアーを逃すと今後聞けなくなるオーラを醸し出してはいますが、割とライブ向きではないというか、ユートピアも聞いてみたいというか。小指立ってたのはこれかな。
キャンプファイヤー
出てくるキャンプファイヤー。
チャッカマンが付かずに「安全ロックかかってる(笑)」と何故かウケてる稲葉氏。
メンバー紹介もかねて札幌ではなかった「昨日何してた?」トーク
稲「きのう なにしてましたか?(日本語でゆっくり)」
バリー「グラッチェ!」
稲「イタリア語喋ってるw・・・What did you do yesterday? 」
バ「ナッシング!」
大賀君「昨日は餃子を食べました」
会場シーン・・・
稲「・・・えー・・・リアクションが無いですね」
大「凍りつきましたね」
シェーン「昨日はラジオにでました」
稲「楽しかった?いいですね!」
増田さん「昨日はね、音楽セミナーをやりました」
稲「この会場にも参加した人いるかもしれないですね」
稲「松本さんは昨日なにしてたんですか?」
松本「・・・べつに」
稲「反抗的な(笑)アレでしょドラマとか見てたんでしょ?」
松「・・・とくに」
稲「あ、ギターの練習したんでしょ?」
松「・・・うん」<素直w
稲「名古屋は好きですか?」
松「もちろんですよ!!」
稲「えー、僕はですね、ほらホテルの部屋って1回掃除するから出なきゃいけないじゃないですか、あぁいう時みんなどうしてんの?(脱線)・・それで、デパート行って(客・:エー!!)本屋さんとかウロウロして(笑)帰ってきたら綺麗になってました。」
あいかわらずなボクら
外人コンビが日本語で歌うとおぉ!となるのに、大賀君が歌っても誰もおぉってならないのがしょうがないけど可哀想w「hey koshi!」におっ!となったりもしながら、とってもピュアな歌詞よね、相変わらずなボクら。明石さんって今なにしてんのかな。
愛のバクダン
ブルースハープ→ドラムソロからの愛バク。シェーンのソロタイムはB'zもお客さんみたいに「すげぇー」って感じで見てるのがイイよね。BOX使って走り回り。飛行機からなんか紙のようなものがばら撒かれているのにようやく気が付く。あっというまに終わっちゃうあっさりめの1曲。やっぱ名古屋のヴォイスでしょ!
イチブトゼンブ
稲葉さんテンション高めっすね。最後は松本さんも歌っていて微笑ましい。ふたりならんで歌ってる姿が好きなのよね。一番ラストのギターにあわせて稲葉さんが「わうわうわうわう〜♪」満面の笑み、たっのしそうだなぁ。
LOVE PHANTOM
稲葉さん衣装チェンジ。エアロソニックと同じENTER BY THE NARROW GATEのシャツ(そろそろツアーグッズで売ればいいと思う)花道上手側にダッシュ!モニターはキラキラとした加工。そして何故か曲の繋ぎで松本さんアウトロと間違えるwww何事も無いように軌道修正。takさん強制終了しないでw
Q&A
正面から見ると非常にストーリーが分かりやすい。花道の真ん中あたりピンスポで武士の人(上手が玲・下手が志)黒い忍者?1番は松本さんへ、2番は稲葉さんへ寄ってく感じかな。曲間は揃ってダンスもあり、殺陣もあり、BOXを利用したバク転が揃ってて思わず見ちゃう。暗闇〜はマイクスタンド発光、刀も燃えるぜぃ、火柱もあがるぜぃ、照明も凄いぜぃ、最後はB'zさんがひとつのマイクでquestion?answer!やっててそれが一番格好良い。
MV見てないとなんのこっちゃだろうけどー。
ネイティブダンス
イントロ「ナゴヤベイベー!」借りてた恋愛小説〜をtakへ言いにいく稲葉さん。ところで、今の子供たちは譲ってくれたビデオじゃなくてDVDなんだろうかとかどーでもいいことを考えていた可哀想なネイティブダンス。いや、でもなんか楽しくなってきちゃってさ、どうしたものかと思ってたのよ。
さまよえる蒼い弾丸
おぉ!セトリチェンジ。イントロはエアロソニックのようなINTO FREEじゃなくていつものさま弾だったかな。C'monあたりから続けていた動きにちょっと変化あり、あと「さよならしよう〜♪」の横フリが「君に」までの振り切りに伸びました。嘶くギターと照明が連動していて引き込まれる。跳んだあとかな、左イヤモニの調子が悪そうで気にしている稲葉さん。
ギリギリChop
大賀君と松本先生のギター教室は札幌よりも繋ぎ方が少し良くなった気がする。
下手花道からシャツを手にぶん回し準備万端のイナバコーシ。というか、シャツに炎が燃え移りそうで怖いとか思ってたら何事もないようにシャツ捨てたwその後はエアタオル回しです。ヘソチラ両端の大サービス。高い蹴り&舌だしが多くて楽しげに見えました。両手広げてぐるぐる。
稲葉「(あくまでニュアンスで)5年ぶりのPleasureで5年の間に、いろんなことがあったと思います。嬉しいことも、悲しいことも。でも、それを乗り越えてまたこうやって会えるっていうのは素晴らしいことだなと。それが目標で、約束・・・とはまたちょっと違うけれど、またこうしてみんなと合うことが僕たちのモチベーションになっています。皆さんがモチベーションです!僕たちの素敵なモチベーションで居続けてくれて、感謝してます。」
「このENDLESS SUMMERというツアータイトルですけど、これは楽しければ楽しい時ほど、終わった後の寂しさみたいなものがあると思うんですが、僕らは燃えあがって、燃え尽きて灰になるっていうのが、まだ・・・嫌なんですよね。その火が付いたままそれを消さないで、小さくなっても保ち続けて、何かに向かって行きたいなと思っています。人によっては悪あがきだろうと言われるでしょうが・・・悪あがきなんですよ、きっと(苦笑)あがけるだけ、あがき続けてやろうじゃないかと思ってます。」
「みなさんも、今日どこかで火が付いたなって瞬間があれば、なんでもいいんでそれを灯し続けて、灯し続けていれば必ずまたこうして会えますから。絶対会えますから。皆さんにとってこの2013年の夏がピカピカに輝き続けるように心から祈っています。今日は来てくれて本当にありがとう。」
「25年前この人が「自分のバンドをやりたいな」と思わなければB'zは生まれませんでした。
on guitar TAK MATSUMOTO!!」
RUN
あぁ、オープニングのメロってこれか!とようやく合点がいきまして、この曲を聞くとファンになった頃のことを思い出すのよねー今日も「歌えるだけ歌おう」と歌い続けるB'zの悪あがきに最後までとことん付いていこうと心に誓うのでした。なぜか肯定されている気になるRUN。原点に帰るRUN。テープはアリBぐらいまでの模様。最後の方は稲葉さん珍しくエアギターなんかしちゃってました。RUN FOR YOUR LIFE!
juice
レゲエ調じゃなくなってたyo!ウーイェー!
ultra soul
なにが起きたのか不思議なもので、もうこのLIVE-GYMが永遠に終わんなきゃいいなぁーなんて終わる前から燃え尽きかける。*2最後の爆発を大袈裟に避けようとする稲葉君萌え。
オツカレーしながらなんでこんなに楽しかったのか首をかしげながら会場を後に。
そして勢いで買う予定じゃなかったツアーグッズ購入。
セットリスト
- 新曲
- BLOWIN'
- Pleasure 2013
- LADY NAVIGATION
- 恋心
- ねがい
- もう一度キスしたかった
- GOLD
- C'mon
- 松ソロ
- 核心
- あいかわらずなボクら
- 愛のバクダン
- イチブトゼンブ
- LOVE PHANTOM
- Q&A
- ネイティブダンス
- さまよえる蒼い弾丸
- ギリギリChop
- RUN
- juice
- ultra soul
まとめ
たーのしかったー。札幌から1週間で同じコンサートでこんなにも捉え方が変わるとは・・・この1週間ずっと頭を離れなかったのは「Pleasureなのに」という言葉で、それは今までのプレジャー=祭という認識があまりにも強かったからなんですよね。簡単に言えば前にそびえていたのは渚園とGLORY DAYSのキオクの山脈だった訳です。とりわけ、20周年・・・5年前のGLORY DAYSというツアーは今考えてもこれ以上ないほどの内容で、全部行って全部良かったの。レア曲有り、新曲有り、感動MC有り、祭!みたいな。そういうanniversary体質にしたのはまちがいなくB'zさんなので(笑)責任の一環はあるとは思うんですが、今年はそれをちょっとハズしてきてる、そこに札幌では「あれ?」となったのかと。
おそらく1回札幌を見たことでセトリへの過剰な期待もなくなり、逆に開き直り、むしろ予想外のセトリチェンジが当たりで、個人的にちょっとした出来事もあり(あとで記事にする)、席はアレでしたが音も環境も文句なし、いろいろと良いタイミングで原点にかえることができたのかなーと思います。地味がシンプルになったというのは好意的な捉え方すぎるかな。
そーれにしても、GLORY DAYSのキオクの山脈は巨大。それが無意識に、きっと今年もやってくれる→やってくれるはず→やらねばならぬ→やるべきだ。みたいにどんどん膨らんでいったんだと推測。見当違いのふざけた理想灰になればいいのに!でも、それに気が付いたのは名古屋終わってから新幹線乗ってるときでその夜は「なんでこんなに楽しいの?意味分からんwナゴヤサイコー!手羽先うめぇ!」となっておりました。
そして、お次は日曜日。記憶の山脈を抜けた私にぴったりな曲が待ってましたよー。