SUPER8
好きだなぁ。
SUPER 8/スーパーエイト ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2011/12/02
- メディア: Blu-ray
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舞台は1979年*1、ゾンビ映画の撮影に青春を捧げる少年たちの物語を通して、観客も巻き込んでのタイムトラベル。思い返せばベトナム、ソ連、ヒッピーなんか結構時代感を大事にしてるように感じる。題名もずばりそのままだし*2。映画としては、宇宙からやってきた敵、親子の確執、爆発、謎の教師、近所の仲間、夜の学校、列車事故、アメリカ空軍、夜の墓場、淡い恋・・・見えぬ敵はとことん恐ろしく、繰り返される好都合主義となんだか良く分からんけどハッピーエンド、「ET」「グーニーズ」その他いろいろな映画がごちゃまぜに。そのごちゃまぜ感を楽しむ映画。ごちゃまぜしすぎてやや消化不良な部分もあり、ボリューム多めだけど体感時間は早かった。エンドロールがこれでもかっ!という感じなので、観終わった後は終わりよければ全てよし。そこでマイシャローナもってこられちゃね。系統的には「宇宙戦争」とかと同じ系統なので、ああいうエンタメ映画が好きなら問答無用でツボるはず。
ただ、これを今見た子供たちがどう思うのか?って聞かれるとなんとも評価しにくい感じで。最近あがりがちな「この過去を経験しているという前提条件」というのは日本だけじゃなくて世界的な傾向なのかなーとちょっと思ったり。そういう意味では凄く客層をピンポイントに絞った映画なのかも。そして、子役がみんな可愛い、主役のジョー君が途中から濱田龍臣君にしか見えなくなったw
画面に出てくるチラチラした青い光線、ずっと出てくるから何かの意図があるんだろうなと思ってたらやっぱり今のデジタル録画では出ないハレーションってやつなんだって。
子供のころ感じたワクワクをそのまま映画しましたよって映画なので、あの時代の映画好きであればあるほどニヤニヤしちゃうんだろうなぁ、これは。改めてスピルバーグって凄かったんだなぁとも思う。
*2:借りる前まではスーパーな8人が活躍する映画だと思い込んでたのはナイショ