世界が今夜終わるなら
残された時間が限られてる今 君はなにをするのかな
- 作者: GAKU-MC
- 出版社/メーカー: A-Works
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 単行本
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その間、ガクエム氏はいくつかのレコード会社を渡り歩き、そして今は自分でレーベルを立ち上げ、育メンなんてパパになった。その間に私は、いつの間にか社会人と呼ばれるようになったけど、あいもかわらず音楽聞いたりLIVE行ったりしてる。
今回の本はエッセイ。対談エッセイだけど、そんなにかしこまった感じじゃない、聞き手の人徳かしらん?
なでしこジャパンの澤穂希、ミスチルの桜井和寿、西原理恵子、乙武洋匡、高橋歩、ツアーにも参加したお友達のナイス橋本&ヨースケ@HOME・・・などなど総勢27人。職業もお坊さんやお医者さん、政治家、漫画家、登山家、詩人、タレント、キャンドルアーティスト、シンガーソングライターなど様々。しかし、問う内容はみんな同じ「もし、世界が今夜終わるなら、どうする?」
さて、この本。まず手にとって思ったのは綺麗な装丁だなぁという点。
シンプルで素敵です。
その日はみんなのもとに、平等にやってくるかもしれない。あるいは、僕のところにだけ、ふっと訪れるかもしれない。〜略〜どんな人の前にもそれは必ずやってくる。老若男女問わず。それがルールだ。その日は必ずやってくる。
1日1人づつ読んで、1ヶ月楽しんでもいい。一気に読んで、自分はどうするだろう?と今晩ずっと考えてもいい(なんたって明日もここにいる絶対の保証は無い!)この本には対談相手の27人+ガクエム氏の28人の答えが載っている。100人いれば100通りの答えがあって、不思議とみんな共通している部分もある。それは、今いる場所を見つめ直すと、その人が生きてきた人格がそのまま反映されるってこと。奇しくもこの本の執筆中に東日本大震災が起きたことによって、この問いは「世界が今夜終わるなら」の曲がリリースされた2009年よりもずっとリアルに聞こえるようになった。
あの日を境に、色々変わった。でも、この本はただ読んだだけじゃ多分あんまり変わらない。この本を読んで、自分は何が大事なのか、自分のプライオリティーや価値観を見直す。そのためのきっかけの本。今まで歩いてきた道を振り返って、今いる場所を確認して、どこに向かっているのか考える本。一寸先は闇、だけど、光陰矢のごとし。光と闇の間を行ったり来たりしながら、きっと明日も生きてゆくです。
で、私は何をするかって言うと・・・
犬と散歩でも行くかな。でもその前に有給全部使っておかないともったいない〜。
あぁ、そうだガクエムさん!1月20日は会社の新年会というスーパーガッデムな日程なので、LIVE音源超欲しい。
ついでにこの前のLIVEの感想はこちら→GAKU-MCのLIVEに行ってきた。 - 本当に自由な休日
今年こそはLIVEやってくださいませませ、よろしくデス。
*1:この本は本屋さんで買ったけどね