INABA/SALAS, MIYAVI, Made in Asia 豊洲PIT公演に行ってきた。


2017年8月23日 豊洲PIT
今年の冬に我々を熱狂させた大型新人(?)バンドINABA/SALAS。
サマソニ(大阪・東京・上海)と豊洲のたった4公演のために、お忙しい人種国籍ジャンルバラバラメンバーが再び集ってくれました。ライブハウスは1日だけなので、たぶん倍率的には厳しいだろう。ダメだったらサマソニに行こうと覚悟していたら予想外にぴあの一次抽選であっさりと当選。
数日前から「あー23日はやく帰りたいなーーー」とひたすら職場でガチツイートしたおかげで当日は早退。イナサラ間に合えばいいなーぐらいの気持ちだったので、1000番代という前に攻めるか後ろでまったりか悩ましい番号のチケを手にしながら、開場前の会場でどうしたものかと思っていたらロッカーの前でまさかの再会wなんの待ち合わせもしてないのに3000人の人混みで出会えるのenあり過ぎだと思う。奇跡。
さすがに今からグッズ並ぶのは厳しそうなので通販することにして(ロッキングッズも通販せねばならんのでね)最後だし、行けるとこまで行ってみることに。本日は予告通り、念願のスチュアートゼンダーさん側。一番前の柵にどうにか潜り込めて、そのまま開演を待つ。

[[Made in Asia ]]
今回のライブは対バン方式ということで、前座で出てきたのがen3のサポメンでお馴染みデュラン君のバンド。ちょっとイメチェンしてまして、あ!あれデュラン君か!と思ったわけです。ベースのお姉さんがクール&ビューティーだった。ドラムの方はアイシアイサレのMV出てた方だったよね(あまり良く見えず)ちょっと音が悪くて聞き取りにくかったのが残念でしたが、音楽としては思った以上に熱量高め。もっと尖ってるのかなーと思ってたんですが、あっさりしたストラトとリフに歌。デュラン君好きなタイプの声だった。こういうロックバンドなのかーとふむふむ。全然曲知らないから不安だったんですが、そんな心配は杞憂に終わるぐらいだんだんヒートアップ!熱い!はやくも腕が痛い!
デュラン君、素敵なクロムハーツのドッグタグをぶらぶらさせておりました。演奏は30分。

MIYAVI
セットチェンジ15分ほど。下手側にもマイクがセットされて「?」な状態のままSEが流れてMIYAVIさん登場。
Made in Asia見てた時に薄々気が付いてはいたのですが、確信した…というか思い出したのよ。私、ギタリストに弱い。MIYAVIさんってTVとかでちょこっと出た時といくつかのCM曲とかその辺のイメージしかなくて、もっと近寄りがたいタイプの人なのかなーと思っていたのですが、すっごい笑うし煽るし客席見てくれるし!!!なにより音が格好いいし!世界を相手にしてる人ってやっぱすげーなと跳ねながら思ってました。松本さんとはまた違うタイプのギタリストなんだけどね。今更ながら普通にイケメン、容姿端麗すぎるわ*1。この日のステージ、顔面偏差値おかしいわ。ちょうどステージ上手側にサカナクションの如くPCとピンクの髪のお姉さんが居て、彼女がノリ方指導してくれたのがとても初心者には優しかった。DJサンタモニカレベルの頑張りwおねーちゃんと周りのファンの人にと一緒になって跳ねて(1曲窓ふきの曲があった)、叫んで、気付かぬうちに水分無くなるし!はやくも足痛い!!あっというまの時間でした。

INABA/SALAS
大多数がイナサラ目当てなのはわかるけれど、いわゆる猛者ばっかりってわけでもなくてなんだかちょーっと違和感というか、今日大丈夫かな?という気持ちを抱えたままのセットチェンジ。この時居たのは、まんなかのお立ち台と上手お立ち台の間ぐらい5列目辺りかな?アレ設置されたときに悲鳴が上がった(ここに来るのー的な)ドラムのイラストが新バージョンちゃびーに変更になっている。
セットチェンジの間のSEはデビットボウイやツェッペリンなどの完全に稲葉仕様。移民の歌とか無駄にテンション上がるわ。

AISHI-AISARE
イントロの時点で「アイシアイサレ!!!!」という驚き、そして稲葉さんが出て来て「ちゃびーTまだ色違いあったんか!!!」という更なる驚き。サマソニで着てた薄紫ではなくカーキに赤茶のブタさん。スタンディングなので稲葉さんの登場と同時に案の定ぐぐっと押され・・・・出たな!妖怪オサナイデwできる限り距離をおこうとしていた矢先に新たな刺客「ひたすらにキャーキャー叫び続けている女」が隣に現れる← これね、結構衝撃的でした。いや、いわゆるエロアクションとかヘソチラ・ニコキラでキャーってなるのはわかるけれど、すべて関係なくひたすらに叫んでいらっしゃるの=歌全く聞こえない。あ、コレ駄目だと判断してまたちょっとずつ移動・・・・とかやってたら大好きなアイシアイサレがほとんど聞けずorz「春の陽のように〜」は左右に指さし。ラスト愛してますあったかな・・・?やっぱりこの曲は最後のちょっとトランス状態みたいなときにやって欲しかった。。。

苦悩の果てのそれも答えのひとつ
そんなわけで若干左耳をやられつつも、だいぶ上手側に流されてきましたが、移動曲なんで左右来てくれるととても近い。この曲はリズムが乗りやすい&Bメロがないからあっというま。お立ち台上で「Hello TOKYO-!」あった・・・よね?フーウー(チャチャ!)の手拍子煽りもあり。あー前日の夜にWOWOWの録画を見てしまったせいで、あれが現実だったのか映像だったのか判断が付かなくなってる。失敗した。

マイミライ
おぉ意外なのきた!とサラスのリフに嬉しくなる。ハードに鍛えておしりぺんぺん。おしりぺんぺんってww
左耳のイヤモニを割と気にしつつ、今日は前髪無いのね。

ERROR MESSAGE
むちゃくちゃ楽しみにしていた大好きなエラーメッセージ。歌もアクションも照明も。ゼンダーさんはじめとするバンド隊も格好良いこの曲。たぶん行けなかった人が一番気になってるのがここだと思うので、私の位置から見えたことをできるだけ正確に丁寧に書き残しておく。
歌の途中に稲葉さんが上手側に向かって手招き→ちょうどその辺りに居た我々は「?この曲そんな煽る曲だっけ??」と思うと同時に稲葉君が見たこともないぐらい焦った表情をしていて、サーっと体温が引く。スタッフとあまり提携が出来てなかったんだろうね、下手側にも同じように手招きして、そのあと正面のところをぐるぐる指さし。それを、曲の時は歌いながら、歌パートじゃないところは「はやく!はやく!そこ!」ってオフマイクで言いながら。あの状況を見ていて、優しいとかカッコイイなんて感想は少なくとも私には浮かんでこなくて「この人のアタマんなかどうなってるんだ?」と思う。歌いながら、状況把握しながら、3000人相手にしてるってこういうことなんだなーって。その聡明さに今更ながらビックリした。雄風高節って稲葉浩志のための言葉じゃん?(突然のデレ期)

正直なところ始まる前から誰か倒れる予感みたいなものはあって、既にこの時点で3時間越えで立ち続けてるし真ん中はもっと過酷だったと思う。類を見ないほど無法地帯で秩序が無かった←チャビーの本ツアーは割と平和だったので油断してた。en-ballも最初の方はなかなか大変だったようですが、途中から注意喚起があったりスタッフが増員されたりして(私が参加した時は気分悪い人いますかー?ってスタッフが聞いて回ってたし)対策が練ってあるように感じたのに、今回セキュリティの人は見当たらなかった(目にしてないだけかもしれない)のよね。カメラマンは何人かいたけれど。過去の経験が生かされなかったのはちょっと残念だったな。
その人が大丈夫だったのか私の位置からはよくわかんなかったんだけど・・・倒れたくて倒れた訳じゃないし、初心者だから倒れるという訳でもないので(自称中級者が一番危ないのはここでも同じ。特に今回は長丁場だったから「せっかく今まで頑張ったのに」と思うとなかなか諦められないとか色々な要素が重なったんだと思う。)しょうがないんだけど、一気に現実に引き戻されたというかちょっと気持ちが下がっちゃったので立て直すのが大変だった。終わった後、すぐにその辺りを確認に向かったその姿が、本当に彼らしいなーと思いながら。
正面衝突
で、よりによって次が一番危険な正面衝突。むき出しのボクは定かではないが、そのあと下手側お立ち台の上でずいぶんと長くガッツリと掴み上げていて目のやり場に困るww前曲があんな感じだったからブルースハープ投げないかもなーと思いましたがしっかり放ってた。あと、サラスの曲から戻すときかな?なんかドラムと合わなくなっちゃってマットさんと顔を見合わせてました。「荷物を下ろす」のところだけ何故か普通に喋り声<なぜ。Tシャツで顔の汗拭ってて夏ライブ最高やん。

WABISABI
重心重めのお変な踊りをしながらのイントロ。「身から出た錆!」って歌いながらサマになるの稲葉さんだからこそ。ギターとボーカルのセッション。いやはや、この曲のスチュアートゼンダーかっこよすぎでヤバイ。ベースラインが背骨に響く。初志貫徹でこっち側きて良かった。そういえばサラスはほどんど来なかったなー。この辺りからようやく落ち着いてステージに集中できるように。

OVERDRIVE
大好き!!聴き慣れた曲だからか、それとも場所が良かったからかすごく声が良く響いていて聞いていて気持ちが良い。ホール・野外・ライブハウスと今年はいろいろな場所で聴くことが出来たけれど、一番好みな声だったのはこの日かな。オーバードライブ大好き。楽しい。

MARIE
いたぶり好きのマリちゃんは下手→上手に移動曲。こっち側でも8の字往復ビンタしてくれたw間奏のコール&レスポンス、ロングトーンは膝ついて。
カーキのTシャツの色が変わるぐらい汗だく。ただ、背中のほう汗吸わないのかなんか不思議な柄になっておる。腕とかも玉の汗がびっしりなんですけど、なんであの52歳の肌があんなに水分弾くの?なに塗ったらそうなるの??

SAYONARA RIVER
やらないかも?と思ってたからイントロですごくうれしかった。
思えばイナバサラスはここから始まったんだもの。去年の11月にこのMVを見てワクワクしたのを昨日のことのように覚えている。

そして、最後の曲がこれじゃなくて助かった。うかつに「バイバイ」なんて歌われたら泣いていたと思う。

Police on my back
共演はこの曲!MIYAVIさんのギターテックさん(かな?シールドとかさしてた人)が腕組してすごく笑顔でうなずいてました。デュラン君だけちょっと控えめ気味なのが可愛い。上手側のお立ち台でMIYAVIさんと稲葉さんが向かい合って歌って(身長差萌え。ちなみにMIYAVIさん185cmらしい。)その背景にゼンダーさん居るの豪華すぎて笑いが出る。下手側だったデュラン+サラス+ミヤビは背伸びしないと見えなかったけれど、すごく豪華な画だなぁ。ってか、日本のみなさんタトゥー入りまくってて、サラスは全然タトゥー入れてないのね。
稲葉さんその光景をニコニコしながら眺めてたのに、最後はエア腕時計で「時間!時間!!」と笑顔でアピール!なにそれ超可愛い(*´ェ`*)

TROPHY
近すぎで色々と限界。最後の曲だというのはもうわかっていて、ちょっとウルッとしていたのですが、ゼンダーさん白目で変顔してて涙どころじゃない。ようやくサラスがこっちに来てくれたー!稲葉さんは最後でも変わらず左右ギリギリまで走り回る。で、やはりこの距離で見て思うのは、まつ毛長すぎと喉仏すげぇなという2015年と変わらぬ感想。あと、最近ほうれい線というか頬の皺がたまらなく好きなんですけど、もうダメですかね。そうですかね。明日のことなんか考えず、ただ思いっきり叫ぶ。「そのままいけばいい」その言葉に背中を押されながら、夏のチャビーも楽しかったなと思った。今年の夏の締め。

最後は冬ツアーと似た感じでおんぶされたゼンダーさんがマイク向けられて「うぉーうぉーうぉーうぉー♪」とコーラスを歌いだせばお客さんも手慣れたもので一緒になって大合唱。「着替えとかして、気を付けて帰ってください!」と言われたとおり素直にツアT購入して*2楽しく思い出を語りながら帰宅。

まとめ
熱くて暑い、CHUBBY GROOVE夏の陣!!
バラードが無かったこともあり、水分足りない感じで過剰に楽しく過剰に激しい面白くて厳しいライブでした。B'zモードからINABA/SALASに切り替えるのがちょっと時間がかかりましたが、念願の上手側で見ることが出来て補完完了。これからしばらくはB'zに専念という形になりそうですが、いつでも帰ってこれるようにCHUBBY GROOVEの曲はこれからもずっと聞いていくと思う。聞くたびにこの2017年を思い出すと思う。
今年の夏はこれでおしまい!ラストチャビーありがとう。またどこかで会えるかな?

*1:俳優でもイケそうって思ったら本当に映画出てると知る。納得。

*2:本当にバカなんだけど、会場でTシャツ買えばいいやーって思って替えをもっていかなかったんだよね。とてもじゃないけれど着替えないと電車に乗れないレベルなのに…