ロストマン

選んできた道のりの正しさを祈った

ふいに聞いた懐かしい曲。改めてじっくりと歌詞を噛み締めながら聴いていたら、今更ながら藤原基央ってすっごい歌詞書くなぁと尊敬する。これまでずっとロストマンは「選ばれなかった選択肢を選んだ僕」に対しての決別の歌なんだろうなーという認識で聞いていたんだけれど、この「君」って「幼いころの夢」とか「情熱」とかを当てはめても成立するのね。リリースから13年経った今だからこそ響く。素敵な自己肯定のうた。
誰もが多かれ少なかれ折り合いを付けながら生活をしなくちゃならない。人間万事塞翁が馬、自分の選んだ選択が正しかったのかどうかはわからない。答え合わせは出来ないけれど、正しさを祈ることは出来る。

ロストマン/sailing day

ロストマン/sailing day