壁撞きを見てきた。


2015年9月22日 横浜美術館

横浜美術館で開催されている蔡國強展:帰去来に行ってまいりました。火薬を使った作品が有名な中国の芸術家の方だそうですが、芸術に疎いワタクシがぜひとも見たかったのが壁撞き(かべつき)。

チラシより
99頭の狼が見えない壁に挑み、跳ねかえされ、下に叩きつけられ、それでも再び群れの後ろへ続く…という非常に躍動感とパワーのある、人によってはグロテスクにすら感じそうなインパクトのある作品。日本初公開です。
リアルなオオカミさんたちは羊毛で造られたレプリカ、ガラスで出来た壁の高さはちょうどベルリンの壁と同じだそうです。時期的に色々考えてしまうわけでもありますが・・・・それを作品のなかに入って見れたのが凄い良かった。オオカミの下からみたり壁の中側からみたり、ぐるぐると。個人的にお勧めなのは群れの後ろに入ってしゃがんで狼と同じ目線で見る角度*1、疾走する100頭目のオオカミの気持ちになってみたり。ワクワクしたり、切なくなったり、痛ましくなったり、勇ましい姿が心を打つ。

え?これだけ??な展示の少なさでしたが壁撞きだけでも大満足。夜桜↑のスケールも凄かったけど。
蔡國強展:帰去来 | 横浜美術館
10月18日までやってますので興味のある方はぜひ。



オマケ
ポケセンピカチュウと遭遇!


今日は芸術の秋だから真面目路線な記事にしようと思ってたのにw

*1:まさに写真撮りてーな構図ですが写真はNG