en-ballに行ってきた。(6月11日公演)
2014年6月11日 品川ステラボール
ネタバレ注意!
稲葉浩志さんのソロツアーen-ballに行ってまいりました。いつものごとくネタバレだらけですので、回避中の方はくれぐれもご注意くださいませ。
当日は雨。
予定通りの雨。当日は仕事の関係で5時ごろ品川に到着・・・一時は本当に間に合わないんじゃないかと思ってヒヤヒヤ。そして、他の線が人身事故で止まっているアナウンスを聞いてen-ballに行く人が乗っていなければいいなと思う。オフィから「Koshi Inaba LIVE 2014 〜en-ball〜へご参加の皆さまへ、運営側よりお願いがあります。」なんてメールが来てビビる。
品川駅には既にツアーグッズの方がちらほらいました。今回の会場は場所が近いけれど分かり難いと聞いていたので事前に調べたのに、やっぱり分かりにくかった!とりあえずグッズの購入。ツアータオルはB'zを持っていくのもなんだし、稲ソロのタオル1枚も持っていないので購入(日本製)、MAGICの時に購入して重宝したハラマキ*1(韓国製)、チャリティーバンダナ。ガチャは2回、日替わりブレスとリストバンド(中国製)。
本日の同行者Aさんと合流。降ったり止んだり不安定な空模様、周辺のロッカーは品川駅まで無いと言うことなので中のものを使うことに、本日のチケットはビーパの900番代。坂の上で待つ。
入場は10番ずつの呼び出し、FC枠なので身分証とチケットチェック。スタンディングなのにワンドリンク必要ないんだ―と思ったらロッカーが500円(しかも500円玉オンリー)というまさかのトラップにハマるw挙句100円玉を必死に入れようとしてたワタクシ、だって暗くて見えないんだもの。お花は入口に、舘ひろし・オズラさん・LIVE MONSTER←出て欲しいっ!!マジで出て欲しい!!!! などなど。
番号が番号なので下手側2本目の柵後ろあたりで待機、正面にはen-ballのロゴがLEDで出てる。SEなんだったかな、古めのロックだったかな。ステラボールはかなり横長の会場、2階席があまりにも少なくてそりゃ当たらないわーってカンジ。奥が関係者席だったけれど、まさかカミカゼ来てるなんて夢にも思ってない。
えーっとこのあたりからレポ部分になるわけですが、今回はスタンディングでの参加ということで、いつも以上にあやふやですので、ニュアンスで受け取って頂ければ幸いです。正確さを求めるのであれば、ぜひとも2階席の方のレポや記憶力の宜しい他の方のものをお探しになることをお勧めいたします。私だってもう1回見たい。
55分あたりに影アナ。その時点で腕時計を外してしまったので開始時間は良く分からないけれど、5分押しぐらいかな?ふいに暗くなってそれと同時に悲鳴みたいなのが前方で上がり、良く分からないままドッとステージの方へ押し流される。人の合間から稲葉さん(アコギ持ってる)が見えて登場してるしっ!!!と思ったのもつかの間。始まったのはこの曲でした。
ジミーの朝
稲ソロ1曲目というのは、en・en2と割とツウ好みの曲を持ってきた稲葉さんですが、今回は王道にアルバム1曲目から。が、登場の仕方は王道ではない(そいやMAGICのホールがこんなカンジだったね)ひょっこり始まるen-ball、そしてジミーの朝モッシュwwアコギはいつもお馴染みのギブソンのもの、稲葉さんはUネックの黒いTシャツ(左胸になんか書いてある)と黒のパンツ。左腕に華奢な感じのブレス2本。アウトロはギター激しめに、ひとりで始めたことによってソロ感は強い。これは座って歌ってたよね?
稲「en-ball スタートです。」
THE RACE
うぉぉー!というすさまじい歓声。このイントロ…!アレだアレ、RACE!初!!初じゃん!!と嬉しくなる。enのエンドロールってイメージが強い*2そして、圧がかかったことによって予想通り妖怪が出没したので、その辺を避けて見やすい位置に移動。稲葉さんはハンドマイクで動きつつ、序盤なのでしょうがないのですが右を向けばキャー!左を向けばキャー!!どっち向いてもキャー!!!そして、後ろのジャイアン女子がガッツリ歌いはじめたので(しかも間違ってるし!)こりゃ堪らんわんと再び移動。
「秋空の下」というのは1・運動会 2・生まれてから(稲葉さんは9月生まれ)のダブルミーニングと思われますが、運動会が6月に行われる現代の子供たちには伝わらなくなってゆくんだろうねぇ。ラスト「とこしえのー とこしえのーーー とこしえのー …レェス(キリッ)」
CHAIN
そのままアウトロ伸ばして繋げて。今回のLIVEではそういうアレンジが非常に多かった。1曲1曲が独立してるんじゃなくて続いてゆくような感覚。そしてイントロから大合唱「なーなな ななななー♪」
「にっこり笑ってみればいい」でこっちを覗きこんで、左人差し指で自分の口角を上げてニーっと笑って見せる←ちょーカワイイ。それにしても人波の間に見え隠れする稲葉くんはギャグみたいに近い。そして、左右に動くと人波もそれに伴って動くのでポジションキープに奮闘。なーななななななーを歌わせて手拍子。本音を言えばnot too late聞きたくてたまらないのですが、現実に歌われると死ぬ可能性があるのでCHAINで良かったのではないかと。あ、そうだなんかテンポ早く感じたのよね。そしてムーンウォーク見たい。
MC「こんばんは。どうですかen-ball」
小指から数を数えて1日目とも2日目とも3日目とも4日目とも違うLIVEを(みたいなニュアンス)
Wonderland
マイクスタンド(黒)アリ。歌いながら右後ろの機械をいじる稲葉さん(もちろん正面向いたまま)すでに凄まじい汗です、客席もステージも。なぜだか知らないけれど、この曲間喋ってる人が多かったのが残念。文句言うのは後にしてよ、友達との会話も今しないでよ。孤独のススメ聴きやがれ(怒!
個人的には苦手な曲なもんで背伸びせずに体力温存。そして、サポメンチェック→下手側スラッシュみたいな帽子被ってジョニーデップみたいなのがデュランさん。上手側の韓流風爽やか青年がジュオンさん。
そのswitchを押せ
マグマ偏愛の私死ぬわ。マジで。今回のライブはセトリを事前に見て行かなかったので、初めて演奏だなんてことは露知らず。知ってたらもっと有難がったのに。でも、うーれしかった〜。いっぱいジャンプしてかなり激しい感じに。ドラムソロもかっちょ良く、ギターソロも早弾きでリフも恰好良く。「小さな無数の分岐点に立ち〜」のシャウトにニヤニヤしちゃう。だって何回CD聞いてると思ってんのよ。まさか生で聞ける日が来るとは・・・・!稲葉さんはニコニコと楽しげ。
「そのスイッチを…押してみたら〜どぅ〜?」スイッチは人差し指を立ててぽちっとな。
Touch
イントロで歓声。照明イイねー!!!赤と紫の妖しいセクシーな雰囲気に。マイクスタンド使用。個人的ハイライトは「それは本当なの?」「濡れるようなtouch」転調前は溜めるに溜めて。すごい脱線するけれどen横浜1日目のtouchが忘れられない。「どんな鳥よりも 愛しく羽ばたく」の羽ばたくのところが凄まじく気迫に溢れてたの。あれを越えるtouchは今のところまだお目にかかってないのです。はい今日のtouchに戻ります。泣けるような・・・・touchにヤラレター(ノ∀`)分かっててもヤラレター感。ギターの音も色っぽく。
横恋慕
セットリストで一番驚いたのはこちら。イントロでの驚きはB'zでもここのところ経験してませんから<嫌味 「首筋をちろりと」で自分の(汗だくの)首筋をべっとりと撫でてその後の汗を客席に飛ばす。確信犯イナバコーシ。赤い照明だったかな。「目のあう回数〜」とか明らかに狙って見つめてくるのでそのたびに客席から悲鳴が上がるw「この先は通せんぼ」で両手広げてとおせんぼー、この曲はアクション多めで客席と近い気がした。だから悲鳴上がりまくり。先よ!のリフレイン、ファルセットらぶ。
Golden Road
singing birdで(今のところ)一番好きな曲。
サーっとカーテンのような白い幕がひかれて、それに写し出されるイチョウ並木。こういう演出が用意されてるとは思わずにおぉーっと。割と演奏は面白い感じで、歌と歌詞がそれをひっぱっていく感じ。あと単純に「おーいぇー!」と「おーらい!」の掛け合いが楽しい。歌詞的には稲葉さん王道、ユートピアとか主人公とかそういう系統の。あ、イチョウ並木からゴールデンロードなのね(遅)
眠れないのは誰のせい
かなりガッツリとしたヘソチラwにより客席狂喜乱舞。どうした、どうして今日はそんなにサービスいいんだっ!!そして稲葉君伸ばした指まで綺麗。跳ねて煽って、シャウトして!2番の清い〜からのたたみかけるところ好き―!あ、そうだコリーさんがウッドベースだったんだ。
正面衝突
サマソニで稲葉くんがショッキングピンクのタンクトップで登場してきて、(当時)未発表曲だったこの「超ドエロ」な歌を歌い始めたあの夏の日のことを忘れない・・・嘘です、今まで忘れてた。でも摩擦係数のみょー!は忘れない(重要!
ということで、一番盛り上がったと言っても過言ではない「しょーめんしょーとつ!」ようやく立ち位置が決まってきたころにこんな曲をやってくれちゃうものだから、ペットボトルホルダーから私の水が消えましたorz予備を持ってたので大丈夫だったけどね。何人か泣きそうになりながら退場。
泣きながら
画面には(ステラボールはそのまま奥がLEDみたいな画面になってる)PVと同じような映像。すいません、ここからルート53まではほとんどステージ見てない。体力温存タイムだったもので。。ステージ見えてないと色々と考えてしまうわけですが*3なんでこういう形式のLIVEをやろうと思ったのかなっていう素朴な疑問。それの答えみたいなものが徐々に掴めてきた感じ。
遠くまで
大島さんには大変申し訳ないのですが、en2で小野塚ピアノに慣れてしまうともうそれより前には戻れない。でも、いつも狼の方でお世話になっておりますw
最後足早に上手側にハケる稲葉さん。繋ぎどうだったかな?
衣装チェンジは最近やたらよく着てるUNITED50。ブライアン・ベントのTシャツTHE CATS MEOWでした。なんてことのないシンプルな白いTシャツなんだけど素敵、着てる人が良いからですか。せっかくなら前髪作ってくれればいいのになんてね。
ルート53
ブルースハープでふるさとを吹いてこの曲へ。
おじいちゃん!!!後ろにぼんやりとしたバンドの画像出てたのとアコギだっけコレ?これやるんだったらphotographもにょもにょ。
Stay Free
はいっ!覚醒。ここからほんっと楽しかった〜特にこの曲は!気が付いたら水噴き!(また瞬間見てなかったw)かろうじてかかるぐらいの場所に流れ着いてる件。それから500ミリのペットボトルを左右に一本ずつぶちまけるイナバくん。これ水冷たくて気持ち良いです。ペットボトルはそのまま投げるっ!STAY FREE!!!って言ってた時がこの日一番輝いてた(はず)むちゃくちゃ楽しかった!!ねぇヘソチラあったよね?
このあたりで真ん中のバーにたどり着く。
稲「自分自身に対しても覚悟を持って(みたいな解説MC あとで思い出・・・せる?」
念書
ゴールデンロードと同じカーテンみたいなのがサーっとひかれて、写し出されるのは檻。en2における透明人間枠ですかね。気迫のステージ、やはり生で聞いてもゾクゾクします。「あーあああー」のカオスったらw最後檻の扉が開いて後ろから強い光、稲葉さん両手を広げて(イメージ的にはモンガレのAOA前バージョン)十字架型のシルエットだけが白い布に浮かび上がる。印象的な演出。
孤独のススメ
この曲もHey!とウォーウォーの掛け合いがうれしい1曲。「悪いのはアイツだ!」で一旦演奏をストップして指差しながらヒソヒソ。間奏のところは存分に煽りながら「行進できる?出来ないよね(笑)いいよっ!」あ、いきなり右端の花道みたいなところに登場→2階席大盛り上がり!もこの曲だっけ?
Bicycle Girl
自転車のベルの部分だけもって登場ちりんちりん♪前の人に差し出しておきながらスッと引っ込めて「だめだよ〜♪」ベースラインが素敵な1曲。自転車を漕ぐみたいにおどけながら、そしてイヤフォンもちゃんとイヤフォンアクション。
マイミライ
白いTシャツだと透け龍がセクシー。後ろ歌詞がカタカナで出てきてつい目で追っちゃう。「ここらへんでストップ!」で演奏を止めてジュオンさんと向かい合い「別に嫌いじゃないけれど〜」→ジュオン照れる 「全然嫌いじゃないけれど〜」→更に照れる・・・「若干疲れるかも〜」→がっくり・・というコント(コントっ!?)「どーゆーこっちゃ!」
oh my love
最後の曲です。みたいなMCあったっけ?「これ最後なのっ?」って思ったり。明るく優しげな照明のステージ、マイラーブを心底嬉しそうに歌う。右耳に手を当てて煽るからフッフーの大合唱。まさかoh my loveの合唱で終わるなんて誰が想像できた?それにしても最近の稲葉さんはこういう大きな愛を歌うことが多くなりましたね。
アンコール中に倒れた人救出。私より後ろの方だったのですが、完全に意識を失っていたのでみんなで協力して前へ運ぶ。
波
ツアーグッズの黄色Vネック。
正直また波かとも思ったり思わなかったり、声を堪能する曲ですから今の声で聞くとまた違った良さがあるのです。それにしても歌がうまい。*4「もっと奥へ」は溜めるに溜めて。その後にバンドが入ってくるところ好き―。
Okay
超意外、oh my loveに引き続きなぜこれを選んだ選曲。刻みのバッキングも格好良いし、晴れやかな稲葉さんの表情も素敵ですがなんたって歌詞が「okay いつか来る僕のいない世界」というシュールさwいや、全然おっけージャネーシ!君の居ない世界耐えられないし(末期 マイクスタンドを客席に掲げ(って今書いてて思ったけどこれoh my loveの時かも)左右に行く稲葉さん。デコの皺も目じりの皺もばっちり見える位置ですが、やっぱりこの人のこと好きだなーって思ってみたり。「へんちくりんな笑顔」でほっぺたつねってたw
どこかわからない残像たち↓
稲「(雨が降ってることに対して)僕があやまることじゃないんですけどね(笑)」
稲「今回は先に言葉がたくさんあって、みんなやってみるといいんじゃないですか。あつーい♪とか!」
稲「(きつそうな人に)大丈夫?抜ける?・・・うん。」←この時直前までニコニコしてたのに一気に真剣な顔つきに。ギャップ萌え。
稲「(SATOKOカワイイコールに)コリーも可愛いんですよ。」
まとめ
たーのしかったー!
うん、いやホントに楽しかった―!まだ知り合って間もないsinging birdの曲たち*5がLIVEできくと予想以上に印象が変わりました。逆に言えば今回en-ballに行けなかったらどうなってたことやら・・・
セットリストに関しては、ソロ自体が3回目&4年ぶりということもあって「またそれかいっ!」という曲は少なかった(全く無かったわけではない)です。なぜそっちをやったし!っていうのはあった(笑)それにしても横恋慕は嬉しかったなー。
今回のスタンディングという試みに関しては次の記事で詳しく書くつもりですが、モッシュ自体はそんなに大したものではなかったんですよ…モッシュとも呼べないぐらい。が、ちょっと辛口になりそうな予感(予告)そして、梅雨時のしかも雨振られ後のスタンディングの不快指数は半端な無い。でもホント楽しかったんだよねー。こういうスタンディングのライブに行く時に自分の中で決めてることがあってそれが「努力はするけど、無理はしない」ってことなんですが…今回はそれが非常に良いカタチで達成できたかなーと。自由席のライブはそれこそTHE RACEの歌詞じゃないけれど「まえでもよろし うしろもよろし まんなかもよろし」要は楽しんだものが勝ちってことなのよね…ということをひしひしと感じたライブでした。自由って―!
ということで、どまんなか3〜5列目あたりからの感想文でした。
あと一歩で鉄板のプレートに乗れたのにーw
セットリスト
- ジミーの朝
- THE RACE
- CHAIN
- Wonderland
- そのswitchを押せ
- Touch
- 横恋慕
- Golden Road
- 眠れないのは誰のせい
- 正面衝突
- 泣きながら
- 遠くまで
- ルート53
- Stay Free
- 念書
- 孤独のススメ
- Bicycle Girl
- マイミライ
- oh my love
- 波
- Okay