AEROSONICに行ってきた。


2013年8月8日(木)QVCマリンフィールド


こちらの日記はB'zLIVE-GYM2013 ENDLESS SUMMERのセットリスト(曲目)に対するネタバレが含まれています。
続きを読む場合はご自身の判断で。





AEROSONIC(B'z編)





この日は珍しく、晴れ。
晴れたはいいけれど灼熱の好天。我が家から幕張まではだいたい2時間程度の距離なのですが、外に居るだけでも体力を消耗しそうな天候だったため開場ギリギリを狙って行くことにしました。←あとでこの判断を大いに悔やむことになるなんて夢にも思わずに・・・
4時ちょいまえに会場到着し本日のチケットを譲って頂いたA様と合流。結果的にこのエアロソニックは当日券が出るような売れ行きだった訳ですが*1、エンドレス落選に続いて、エアロソニックまで振られ、我ながら今読むと恥ずかしいほどの悲壮感すら漂っている日記をうだうだと書いていた私に手を差し伸べて頂き、本当に救われました。改めて感謝!

そんな訳で今回はビーパチケの2400番代。アリガタヤー(-人-)
開場は少し押している様子、久しぶりに大きな規模のコンサートに来た気がするwなんだか感覚が戻らない。水のチェック受けて(アリーナは水orお茶のみ)チケットもぎって入場。未だに名前が覚えられないQVCスタジアム(旧千葉マリン)は思ったよりも近かった!前方中央付近はすでに混雑していたので、端の花道の方へ。B'zさんの場合、必ず花道を使ってくれるからね。実は入るまでは後ろの方でいいかなーと思ってたんだけど、思いのほか前へ来てしまいましたよ。ドームで言えばSSとSの間くらいかな。待ってる時ふいに緊急地震速報がそこかしこで鳴り響きざわめきが起きる。こんな海っぺりで地震に遭遇したくない。自分の気のきかないトークっぷりに絶望したくなりつつも、話し上手のお二方のおかげで開演まで楽しい時を過ごす。

徐々にスタンドも埋まってきて*2、定刻通り開演。まだ外が明るいのがちょっと不思議でもある。
Q&A
SEが途切れ、ぐわーっと一気に圧縮。サポメン出てきたのかな?流れに身を任せていたらかなり前に流れ着いたw
ジャーンというイントロに「あぁ」と妙に納得。たぶん1曲目だろうなぁと思っていたもので、初聞きがこういうシチュエーションってのもちょっとレアですね。たぶん松本さん出てきたんだと思う、彼方の方から「うぉー!」という歓声と同時にもったいつけるようなすげぇいい音のギターで1フレーズ。瞬時にoioiノリになり、ぎゅーっ圧がかかるwwとりあえずチラッと人の間から赤いシャツの稲葉さんが見えた。サマソニ大阪を彷彿。あんまりステージ中央から動いてなさそう。そして、この過剰なテンションノリはギターソロでも休まることなく、B'z愛されすぎ。「クエスチョン!!」「アンサー!」の掛け合いが予想通り楽しい。これは本ツアー楽しみ。

F・E・A・R
なぬー!まさかのっ!とセットリストに慄く間もなく炎の演出!かなり近いので暑いを越えた熱いっ!と周辺からは悲鳴が。プレジャー定番セトリと思わせてまさかの展開、ステージほとんど見えてないけど嬉しかったー。19の時といい、よく押されながら見てるイメージがあります。最後ドラムのテンポは上がっていくし、炎はガンガン上がるし、熱い!は最終的に焼ける!レベルに到達。わーわー言ってるうちに終了。

稲葉「こんばんは。エアロソニックにようこそいらっしゃいました。悔いのないように楽しんでってください。」
ようこそは無しなのねー

LADY NAVIGATION
N・A・V・Iで、F・E・A・Rを越えるマジでかー!!!と、この日一番の驚き。地味に初聞きなんですこの曲。キラキラした軽やかな感じではなくちょっと重みがあるバンドサウンドに。増田さんは爽やかでしたが、時を重ねたフレッシュ!なコーラスにべジタボー。まさかここでレディナビくるとは・・・初めて聞いた曲があるっつーのは本当に嬉しい(あんま見えないけど)そしてまだ明るいので左右のサービスモニターが見にくい。この付近で戦線離脱して抜ける人が多かった。確かにスタンディングで無理してもいいことないからなー。

ZERO
ドラムのパターンだけでなんの曲か分かるこの感覚。増田さんのドヤ顔が目に浮かぶ「幕張ベイベー!」だけど回転はなし。そういえば、昨日GREENのDVD見てたら二人揃ってまわっててなんか懐かしかった。そして、おなじみ移動曲。稲葉さん下手へ移動、そして歌詞飛びなのかそれとも歌わせるつもりなのかビミョ。ZEROは合唱ソングなので割とみんなで歌ってましたかね。この花道がクセモノで、何故か端の方に行くと低くなる・・・という訳で皆様が稲葉様につられて移動する間に逆流してステージへ前進、おぉ!近ーい!そして、肝心のヘソチラをカメラさんが抜いてくれなくてガッカリ。

BLOWIN'
あぁ…という冷め行くテンソン。好きな方には申し訳ないですが、裸足・Easy・BLOWINのだだ下がりはもう自分ではどうしようもないのよ。既にイントロでボロボロにKOされてまっせ。Cメロあたりのコーラスがいつもより派手目な印象。ウォウォーだけは体が勝手に反応w押しが無かったので周りを見回す余裕が生まれる、1曲目とは全然まわりの人が違う&そして若い人が多い。そして稲葉さんの赤シャツにby the narrow gateの文字が読み取れてどんだけ狭い道好きなんじゃい(でも素敵)と。

MY LONELY TOWN
まさかのどよめき。いいねーどよめき!2009年のサマソニで当時未発表だったこの曲を食い入るように聞いたことを思い出す。あの時からもう4年経ってるけど、当時の印象と変わらず大好き。マイクスタンド使用、まっちゃんの濡れたような湿度の高いレスポールが素敵です。Cメロ回ってたっけ?稲葉さんのシャツが既にデロデロなことしか覚えてないw会心の出来、CDよりライブ映えする。

GOLD
うわぁーと思わず声が出てしまうよ。シグネチャーじゃないサンバーストのレスポール*3。最近ダブルカッタウェイばかりだったので目を惹く。Aメロが丁寧で美しくて、そこからのサビはそんなに壮大じゃないんだなぁーキッチリした感じ。フェイクもあんまりいれずに着実なGOLD。響けのコーラスでいきなりの松本さん登場に驚きつつも、発売からこの日で12年、バラード部門でようやく生で聞けた1曲。歌詞がいいのよね「誰より一番あなたの心の平和を祈ろう」初聞き曲2曲目ではやくも今日来てよかったなーと噛みしめる。綺麗な曲。

今夜月の見える丘に
想定の範囲内(`・ω・´)キリッ 後ろのモニターの25年マークが月のように発光していた。この曲含めちょっと音が重めな気がする(暗めではない)そういえば、この曲でのアキレス復活。本日の「心の模様が空に映ってる」はすごかった!手は上がってかないんだけど、見た事のないほどの上半身反り返り!パワーのある見事な歌いっぷり。

EXTRAのEasyComeの前のように、増田さんのピアノをバックにべしゃり。「後ろの方まで聞こえてますかー!」このMCの流れ好きだなぁ。

ねがい
割と良く聞くねがいです。コーラス完璧に入れてる人が近くに居て微笑ましい。基本大合唱&「へーいっ!」が完璧、みんな良く訓練されすぎw松本さんギターソロの時に稲葉くん指差しで「ギター タックマツモトォ!!」この最後のおーいぇー!がハマるとなんでこんな気持ちいいんでしょ?そして終演後スタンド組の話題をかっさらっていったマイクスタンドパフォ(というかプレイ)を完全に失念していて見ていない。話題に入れずw

裸足の女神
やはり、移動曲ですよね。真ん中の花道使ったのはこれだったかな?この日の稲葉さんはやたらボディタッチが過剰で(たぶんエアロスミスのせい)松本さんにべったべたwあんたそんなことすんのいつも千秋楽とかだけじゃん!と思わず言いたくなるほどに。肩抱いてみたり、顔寄せてみたり、随分とカワイイキャラになっていらっしゃいました。そしてまんざらでもない松本w
あ、裸足の女神ね。BUZZの映像のせいか、野外の似合うこの1曲。空の下みんなでNaNaNaするとなんだか楽しくなってくるから不思議!ドリル渡しも忘れなく、すごい勢いで走り戻る稲葉さん(その途中大きなジャンプ!1番のアーサージャンプは無しです)距離的に近かったので、このヒトはいつ年を取るのだろう?という野暮な疑問を抱きながら。

MC「えー、私事ですがバンドがスタートして25年経ちました(おめでとー)ありがとうございます。まだまだ30年、40年とやってる方もいらっしゃってそれ見ると大したこと無いとも思うんですが、こう25年続けたからこそ大先輩と一緒にこういうフェスをやることができるので、やってて良かったなと思います。今日はこのあともうちょっとやるので楽しんでください。」

イチブトゼンブ
うはは。そりゃーやりまっせ!双眼鏡のようにわっかで客席を覗く稲葉さんに萌え萌えしつつも、近くにがなるように歌ってる猿みたいな男がいたのでそそくさと回避。スタンディング超いいわー!いつもの指定席なら耳塞ぐか泣き寝入りせざるを得ないけれど、この状況なら自分で選べるんだもん。そしてイチブの最後感…MAGICの印象がかなり強いみたい。曲としても歌詞としてもよく練られてる感じがいいよね。イチブとDIVEだったらDIVE派なんだけどね。

パーフェクトライフ
狂喜乱舞!!!結果的にこれがダメ押しの1曲になって、全体の印象が良くなった!頭で理解するよりに先に手が上がるこの感覚というのはB'zだからだよ。だから好きなんだよ。ギターソロで再び「タックマツモト!」と野太い感じに叫ぶ稲葉さん。過去のアルバム曲もっとやってよーみんなこんなに予習できてるんだよー!

さまよえる蒼い弾丸
INTO FREEのイントロから来るので、「あぁ、世界を目指して英詩ですね」と思ったら普通に「風の強い日」だったwINTO FREE詐欺ww大合唱&飛び出しゃいいのウルソ化現象発生。本日は「落ち着く場所〜」あたりから松本さんの方へ。この曲だったかな?円を書くようにゆっくり回ってた曲があったんだけどー。それにしても誰か知らないけど、本当にさま弾好きよね。

愛のバクダン
歌わせたんだっけ?今にして思えば去年はLOVE BOMBだったので地味に久しぶりの愛バクだったわけですね。。「幕張のヴォイスでしょ(ドヤァ!!」がツボりB'zのふたりが並んでるのに喜び、そして紙吹雪に翻弄される。ちなみにあの紙吹雪、ロゴでも入ってるのかと思えばフツーの白い紙でした。そして、大量の紙吹雪がぐるぐると風に乗って回ってゆくのを見て、この会場が日本でもトップレベルの音響泣かせの会場であることを思い出す*4

ギリギリchop
既にタオル準備万端の客席。タオル回しの問題点は、タオルを回すことに集中しすぎてステージの記憶が完全になくなるということです(あと恋心とかの踊る系も)唯一覚えていることは、隣のお兄ちゃんのタオルから回転の度に水分が飛んできて(お互い様ですが)あぁーこれ潔癖の人だったら死ぬな…と冷静に思っていたことです。「幕張ベイベー!」

ultra soul
ウルソのジャケが後ろのモニターに。そういえば、B'zがこのモニター使ったのってこの曲ぐらい?だいぶ長いことロゴだけ映してて、左右のサービスモニターだけでもったいないなーと思ったり。豪快な歌詞忘れ。そして、フェスのウルソのような驚異の盛り上がりではないんだよなー。でも、なんだかんだいいつつも最後はちゃんと跳ぶ。最後はMステばりの爆発!

ふたりで左右にご挨拶。オツカレーのないラストはなんだか物足りない。


稲「どうもありがとー!この後の素晴らしいステージをお楽しみください」
自分で言っておきながら最後笑っちゃう稲葉さん*5


セットリスト

  1. Q&A
  2. F・E・A・R
  3. LADY NAVIGATION
  4. ZERO
  5. BLOWIN'
  6. MY LONELY TOWN
  7. GOLD
  8. 今夜月の見える丘に
  9. ねがい
  10. 裸足の女神
  11. イチブトゼンブ
  12. パーフェクトライフ
  13. さまよえる蒼い弾丸
  14. 愛のバクダン
  15. ギリギリchop
  16. ultra soul

たかだか1時間半のコンサートにどんだけ時間かけてんのよって感じですが。
・・・続くのです。

*1:それでもなんだかんだスタンド満員でしたが

*2:初めのうちは埋まってなくて心配になったw

*3:ジョーペリーモデルとかそういう訳ではないのよね?

*4:海風で音が舞うのよ。この日も音自体は決して良くはなかったのだけど、少なくとも私の居たところはタイムラグとかぐるぐるしてることはなかった。まぁ音は良くないんだけど。

*5:非常にどうでもいいことですが、私はこの語尾に笑っちゃう稲葉さんが何故か好きだー。