B'zのLIVE‐GYM福岡公演に行ってきた。

2010年2月13日(土)福岡Yahooドームへ行ってきました。
初めての福岡遠征、飛行機に乗るのも久々なので旅行気分でワクワク。楽天ANA楽パックのハイテクさとB'zの当日発券のハイテクさにビビる。時代は進歩してるのねぇ。

さて、早く書かないと名古屋と混ざってどうでもよくなること間違いなしのこの公演。まだまだ一回目全体像だけ感想文。細かいところは数を重ねることに煮詰めていきたいと思います。まだ参加していない方、今年はネタバレ見ない方が楽しめると思うよ。



昼過ぎに福岡空港に着いた時点で天気は曇り。夕方、会場に向かう頃にはちょっと回復して夕日が見えました。福岡ドームは海のそばなので寒い寒い。並ぶことが多いので今回のツアー、防寒ばっちりで行きましょう。でも始まっちゃえばTシャツで十分だったけど。

軽くご飯を食べてから入場。前記のとおり入場時の本人確認はC席に限って言えば一切ありませんでした。
SEは・・・あまり記憶にない(ヲイ pearl jamのThe FixerとHoobastankのMy Turnはあった。学生の頃はちゃんと曲を調べてプレイリスト作ったりとか非常にヲタクな事をしていたんですが、いつのまにか聞いたことあるけど誰の曲かわからないのとかが多くなってた。音楽聞いてないのかな最近。SEで使われるとと印象良くなるよね。

ステージは白と黒を基調にしたもの。サイドに鏡のような楕円形のLED(B'zさんの言い方ではサービスモニター)、それとは別にスタンド用に小さめのLEDモニター。真ん中にトンネル型の・・・なんていうのかなアレ。半円。合計5つのモニター付きで素晴らしい。SS席は15列までのいわゆる今までAブロックと呼ばれていた席。A10がどまんなか。A1からA19まで。以降S席。BブロはB2〜B18、CブロC4〜C16、Dブロ6〜12、Eは7、13でセンターステージだけ美味しい席かな。列よりもブロックの方が重要かも。

だいたい15分押し。あまり立ち歩く人もおらず、席で開演を待つ準備の良い福岡。例の100席ゾーン以外はだいたい埋まってますね。福岡ドーム、2階スタンドがないせいか小さく見える。
暗転。中央画面(トンネルのなかはこれだったのか)に映し出される芽。地面が割れて成長していく大地、ジャケ写のプレーリーの草原?パタパタと音を立てて崩れ、また再生される。ギリシャ風の神殿、崩壊、再生、ビル群、倒壊、大きな音を立てツインタワー的に崩れおちる街、倒れた女神像、鐘の音・・・・・いやー衝撃的な、なんだかアバターでも見に来たかのようなオープニング。不穏な感じで客席は静まり返り、まるでお通夜。そして、聞こえてくるあの特徴的なレスポールの音でLIVE-GYM開演です。消防車の梯子みたいなものに乗ってtakさんのシルエットが浮かび上がる。あぁ、あの人高いところ苦手なのに!と無駄にハラハラ。荘厳なゴッドファーザー風のメロ、歌うギターからスタートですよ!そしてIntroductionにつながる。ちなみにツメみたいなトラスが久々に登場。
最近のB'zのオープニングは煽るだけ煽って登場!って形が多かったので色々な意味で裏切られた感じ。

DIVE
イントロからの繋ぎで空中にステージ登場。せーのでDIVEで特効。松本さんはマイケルジャクソン風な黒。稲葉さんは上下紫のラメスーツ。何が凄いってこの衣装を全く違和感なく受け入れている自分にびっくりした。2人ともグラサン。

Time Flies
イントロ上手tak側に走りぬける元気な稲葉さん「へいっ!」とかなんとか。お立ち台活躍ソングなだけあって色々な角度の客席にお久しぶりっていう感じ。「今日一日〜」は片足ボックス乗せながら裾を直ししてた。アウトロ「知りたぁーい」の後舌出し。いつ見ても思うんだけど、この人のステージに立ってる時のオーラというかキラキラした感じは凄いなぁ。

ようこそ
小芝居アリ。稲「B'zの・・・B'zの・・・」松「B'zの!」客席から笑いと拍手とざわめきが
稲「(ジェスチャーで→えっ?やるの?やるならやりなよ?)」松「(いやいや冗談ですよ)」
2人で「B'zのLIVE-GYMにようこそー!!」

MY LONELY TOWN
ようやく落ち着いてB'zさんの姿が確認できた。赤い柄のマイクスタンド(小指はたてたませんw)2人とも前髪短め。びみょーにtakさんが私の好みから外れた感じであの激キュートtakはやっぱりホール限定だったのね・・・と。正直なところ「ようこそ」その後はアップテンポの曲が聞きたかったり。LEDは軍艦島、アウトロの増田さんが激しい。

今夜月の見える丘に
イントロ前、増田さんと松本さんでキラキラ星。
そこからイントロの稲葉が言うところの南部系ギターイントロ。ドームに広がる大きな歓声にやっぱ人気あるのねと。「傷ついて」でマイクスタンド下から撫でてた。いつもやってたっけ?結構気合いが入っていた一曲「誰もが皆」では訴えかけるようにに左手を宙に。歌い終わった後マイクスタンドを握ったまま俯いているのがとても格好いい。でも小指がw
PRAY
間髪いれずにイントロ。前見たときマイクスタンドだったかハンドマイクだったか非常に曖昧な記憶だったのですが、やっと謎が解けた。1番(マイクスタンド付き)→2番(右手でマイク、左手でスタンド)→大サビ(再び繋げて抱え込むように思いっきり歌う)目力がとても強い。2番「あの鳥」で左上空に鳥がいるかのような小芝居。そういえば開演前、鳩が飛んでたけど、外に出れたのでしょうか?松本さんの慈しむようなギターがとても素敵だ。ギラギラしすぎてなくてちょうどいい音響。アウトロ、コーラスの「ほとばしる」からは一回歌った後に客席に歌わせるんだけど、なんかムニャムニャと笑いが。歌詞を画面に出さないと合唱は無理なんじゃ・・・アウトロはピアノに合わせて晴れやかな笑顔で一緒に拍手。

MC「こんばんはーYahooドームに帰ってきましたー!!」何故かベルトのバックルをしきりに触っている稲葉さん。

TIME
下手側に向かって歩き出す稲葉さん、サビを一番端で歌って戻る、一番は松本さんは動かず。2番から松本さんも動き始めて「長い髪の〜」でアイコンタクトを取りながらすれ違い。「激しい雨の街角」でちょっと小走りで下手端に到着&takターン。Gソロはどこでだったかな?照明が紫だったのは覚えているんだけど。原色系のライトが多めでアウトロ、オレンジ→赤で夕日のようだ。今年も引き倒してまっせ。
TINY DROPS
見どころです。CDだとあまり好きではなかったのですが、感情たっぷりに歌われてなんか涙腺にキタ。この曲でなりきりイナバ、もしくは手拍子野郎がいなければチケ代の3割は元を取れるような気がする。真剣に険しい顔で歌っている稲葉さんと対照的に穏やかな優しすぎるtakさんのギターの音色。B'zらしい?ツーショット。歌い終わった後軽くお辞儀、右向いてせき込む。しずくの映像とスモークといい、このバラード祭の中で一番引き込まれる曲でした。

OCEAN
クリアブルーの照明と水中の映像。サビで海上になってイルカだかクジラだかが飛び跳ねている。歌詞も危うくないしギターも余裕をもってゆったりと壮大に。良くも悪くも安定した曲。メモタイム
増田さんソロ→oceanのサビをしっとりと・・・今聞いたばかりの曲なのになんて良い曲なんだろう!単純!!ようやくここで増田さんの場所がわかる。サービスモニター沢山あるのけどサポメンはあまり映らないので増田さんの見所ならココ。

LOVE PHANTOM
イントロでおぉー!というどよめき。英語の部分はCGのガイコツが。レーザーが緑からレベルアップしてレインボーになっている・・・けど、この位置からだと同じ高さなのでわかりにくい。
この間に衣装チェンジ。松本さんは白の裾にクロスの付いたレザー、中にチェックのシャツ微妙稲葉さんはジレとたるたるの赤Tシャツ。何故かメモにジレ・ジレ・ジレと3度も殴り書きがしてあるんですが私は何でこんな興奮してるんだ?間奏ホールと同じでした。不協和音なんて言ってごめんね。イメージ通り走ってます。TIMEは歩きながら、ラブファンは走りながら。

MC「ご存じのとおりマジックというアルバムの制作は福岡がスタートで、その土地でドームツアーを始めることができて幸せ」常にバックルを触りつつ

MAGIC
イントロで焦らすね〜モニターでは輪郭から光がバーっと出るような映像になってんだけど、何の加工もしていない端のモニターが一番見やすかった。万華鏡みたい。Bメロジャンプは未確認ですが、Cメロクラップは生き残り。でもDo'T STOP〜後もずっと手拍子続けてる客席カオス。なぜかテンポが遅く感じた。

Mayday!
あぁ、やっぱりメーデー好きだなぁ。イントロでいきなり後ろの方ー!とか言いだすから何が始まるのかと思えばステージが上昇!客席の上を進んでゆく!!まさにジャニーズ!45と48のアイドル降臨!いやー驚きました。この衝撃はぜひとも会場で体験していただきたい。演出の楽しさで曲感想とんでますが、オーノ−はドームが一体化、へっへーい無かったと思います。アウトロのリフは増田さんと派手にユニゾン

love me I love you
前後左右まんべんなく行くサービス精神あふれるB'z。松本さんのサビ前ちょんちょん飛びが今日は横とびっぽい。「都合いい〜」でマイクスタンド回しが綺麗に円を描く。今日はギターソロの拍が変わるところの浸透率高め。

ultra soul
お決まりの合唱とともに。はやくもサブステが上昇、スタンドの方にアピールする松本さんと下をのぞきこんだり床をバンバン叩く子供のような稲葉さん。客電が付いていたからかやけに明るい印象がある。ウルトラソウル×3。銀テープはここかな?

メンバー紹介
増田「あっち(スタンド)に可愛い子がいた!」
バリー「○○行ってみたい(聞き取れず)」
シェーン「ボクノクニデ オリンピックガ ハジマッタケド コッチノホウガ タノシイ!」
松本「こんばんはーこんな大きな会場でコンサートが出来て・・・ウレシクオモイマス!!(何故か片言)」
稲葉「・・・・他には・・?」
松本「福岡愛してます!」

ここでシェーンが勝手にカウント始めちゃって松本さんが英語で止めていた。あまりにも自然だったので台本じゃないかと疑ったほど。

松ソロ
フュージョン系の爽やかな曲。手拍子。

LOVE IS DEAD
うっわー忘れてたけど生き残りましたよ!超嬉しい!この日初めて、「うわぁ」という客席に待ち焦がれた溜息みたいなものを感じた。自分のテンションのせいもあるんだろうけど。先ほどの時間に衣装チェンジ。黒のベストと白シャツ、まるでボーイさんのような、足細っ!ヘソ見せとかはないのでエロ度が控えめ、ギターがじゃーんって入るところのtakターンで至福の時です。ドームだとどうかなー思ってたけど違和感無かった。ギターソロ前に↑曲を挟んででからソロへ、このギターソロめちゃめちゃ好き。よくぞ生き残ってくれた〜。

IT'S SHOWTIME!!
特効の入り方がMステっぽい。「僕に足りないのは想像力」「エス!」がなかった。この曲も輪郭から光が出てたかな?稲葉さんを肘で押しのけてはいるギターソロが好きv地味にドームで良く聞いているような気がする。前後好きな曲に挟まれているので印象が薄い。

FREEDOM TRAIN
画面に映る国旗のようなマーク(ホールの緞帳はコレでした)お立ち台の上で「ウィーオンザフリーダムトレイン!」なんとなくCORの国旗掲上を思い出す。この曲格好いいんだけど最後っぽくてちょっとさみしい。気が付いたら左右花道に電車が!曲間のセリフ「みなさーん」は下手側で拡声器持って(もちろんそこから声が出るわけではなくマイクにつながってる)結構はっきり言ってたけど書ききれず。この時稲葉さんの片側のシャツが出ていてウイングさん状態。結構高さのある坂を走る走る。動く歩道はしばらくいらない。ギターのうねりが気持ちいい。「それこそが自由」はフェイクで。

誰にも言えねぇ
楽しさのあまりニヤつく。やっぱりCDより生だなぁうふふ。今までおとなしかった前列の姉ちゃんがヘドバン。2番強く願っていたんだを歌詞間違いで「魔法にかけられたんだ」って歌ってたけど何事も無いように持ち直し。
ブレイクのところではゴッドファーザーアルペジオ。ん?・・・稲葉の動きがコミカル・・・って井戸?!と「誰にも言えねぇ井戸」登場。井戸の中身はカメラで王様の耳はロバの耳的なこの小芝居。指でつつくと水面のようになっておぉーと歓声があがり、それを受けて指でつつきながら自分もモニターを見ようとする少年のような笑顔に会場が胸キュン

本日の井戸「最近ずっと天気が悪くて。朝起きたら光が差し込んでいたので期待してカーテンを開いたら・・・窓にべったりカラスのフンが・・・カラスのばぁーか!!」

で、いきなり「ふみだぁした」と曲に戻り稲葉の声量にビビる。まだ曲の途中だったのね!

MOVE
赤い。走る走る。Bメロが無い曲なので一気に駆け抜ける。松本さんよく動いてます。

愛のバクダン
バクダン型巨大風船がアリーナに登場。画面は街を転がるバクダン風船、なんか既視感があるなーと思ったらカラオケでこんな映像があったような。左右、2ショット、お立ち台移動と運動量の多いこの曲。2番は客席に向けて(PRAYよりかは歌えているw)ギターソロちょっと変えた?爆弾は割れると中から風船。ラスト特効(モンスターのSPLASHみたいなキラキラ系)の中くるくる回る稲葉さんが脳裏に焼き付いて離れない。

long time no see
B'zのLIVEに来てるなーとしみじみ。「ゼンギー」ではtakと向かい合いつつ、この一瞬に燃え尽きるっ!が格好良すぎ!Cメロ前「世の中には色々なチャンスが転がっています。雨が降ったらカサをさすチャンス、ライブジムに来たら大声を出すチャンス」いわゆるjuiceの間奏の掛け合い「いぇーいぇー」肺活量自慢コーナーもあり。これ苦手なんでわりと冷静に見てたんだけど凄い空間だわ。本当。「もうヤレないかもしれないよ」で客席のヘイっ!と一緒にお立ち台から大ジャンプ。
アンコール

愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない
衣装チェンジ。稲葉さんドクロのボーダーTシャツ、胸筋のせいかなんか変。松本さんストライプのベストとシャツ。「僕と一緒に」でtakに向けて本当に綺麗な笑顔。お立ち台に片足を乗せたままマイクスタンドを使うという最強アイテムの組み合わせが。ツライツライは中腰でCメロは客席にくどいけどPRAYよりは歌える「福岡・・・素敵」とボソッと。昔の曲は弾き倒して終わるのが多い。オーイェー!がちゃんとハマると嬉しい。

イチブトゼンブ(バラードver)
「素敵な魔法にかけられた夜でしたーどうもありがとー」

ピンスポ綺麗。ささやかな星空。女性陣のキャーという声を聞きながらほんっとうこの人、歌うまいなぁ(今更)バラードverではtakさんも控えめ、とてもMOVEで俺が俺が!ってやってた人に見えない。

で、ブザービートなイントロから本編ラストのイチブトゼンブ
2番あたりちょっと声キツそうだったような。「あくまでなんでも」でなんかしたみたいなんだけど思い出せず(レポじゃねぇ!)ぴょんぴょんと指一本は定番化、サマソニ東京の腰フリ(横)は非定番化。なんか感動系(RUN、裸足の女神)でも大騒ぎ系(ギリチョ、バッコミ)でもなくほんわか系で終わるのはいいかも。あぁ終わっちゃう・・・一番最後はおおきな特効!

おつかれ
LIVE-GYMのお決まり「せーの、おつかれー」テーマソング流れてます。が、端の花道まで行かずあくまでステージ。松本さんのとことこぴょーん☆が見たかったのに・・・がーん。スタンドは規制退場がほとんどないのですぐ外に出れました。だいたい2時間半の公演。

まとめ
楽しかったー。本当ドームらしい、B'zらしいド派手な演出が久しぶりに見れて満足!目潰しライトも無いし、モニターは鮮明、小芝居も多くて2時間半本当夢中にさせてくれる。なぜかファンじゃない人に見せたい気分になった。
ドームも覚悟したほどには音が酷くなく、C席も全体像を見渡すには捨てたもんじゃない。本当に今年はちょっと無理してでも行った方がいい。そんなコンサートでした。