B'zとマンウィズ

前回は見た目から興味を持ち、ライブに行って虜になったマンウィズとの出会い。そして今回はB'zとマンウィズの話。


日本が揺れた2011年、B'zは仙台からツアーをスタートさせ、マンウィズもガゥバレ日本!と精力的に活動スタート。その姿はどちらも頼もしいものでした。
その翌年2012年・2013年とB'zファンとしての私には冬の時代が到来します。そう、INTO FREEとエンサマ。この2年は本当に・・・しんどかったなぁ(苦笑)この2年間というのはB'zのチケットシステムの過渡期にあたる訳ですが、まぁー、とーにかくチケットが取れない=ライブに行けない。いい席が来ないとかそういうレベルじゃなくて、券が取れない。参加資格がない。
2012年に関してはコンサート自体の回数が少ないのが一番の原因なのですが、今までのチケ取のノウハウがまったく役に立たず、努力のしようがない。2013年に関しては、前半のホール公演と後半のスタジアム公演のメニューがあまりにも違う*1・・・行きたい、でも行けない、聞きたい、でも聞けないがあまりにも膨らんで、なんでこんなに辛い思いしながらファンを続けているんだろうと何度も思ったものでした*2。2012年は国内のツアーが無かったし、25周年だから期待が大きかったのよね。

本当に心が限界だった。
そんなときに傍らに居てくれたのがマンウィズ。2012年B'zが2回・マンウィズは5回・・・この数字だけを見ても、彼らが居て精神的に助かったなと、そんな風に思います。


そして、B'zとマンウィズと言えば避けて通れないのが大島康祐さん。
正直なところ1年以上気付いてませんでしたw今でこそen-ballやen3で馴染みのある大島さんですが、surviveツアー行ってないしね!もう大島さんのイメージと言ったらMayのスクラッチのヒトというイメージだけですよっ!いつ気が付いたか細かい日にちが残ってないのが残念。まぁ、マンウィズの皆さんがカニスルプス以前からお世話になってる様子でenに驚くやら感心するやら。
新譜の喜び。 - 本当に自由な休日
BIRDMAN WESTより認知されてない・・・大島さんごめんよ。


そんなタイミングの妙もあり、自分でも驚くぐらい好きになったマンウィズ。
でも楽しみ方としては面白いもので真逆に近い。B'zのライブもマンウィズのライブも同じように楽しいのだけれど、ちょっとだけ楽しいの性質が違う。多分、脳の使ってる部分が違う。
それはB'zの場合だととにかく覚えていたい、忘れたくないという意識が異常に(と言っていいと思う)強い*3。後から、その瞬間をできる限り鮮明に思い出したいし、その時の気持ちをちょっとでも残しておきたい。それは、たぶんB'zのライブが異常にクオリティが高いことも影響している。例えば、1拍入り損ねたり、半音ズレる・・・・そういうミス自体がとってもレア。去年かな?B'zファンのお友達(私よりヲタの子w)と飲んでいたときに「Callingのギターソロ鳴らないときあったじゃん?」「あぁ、BMの大阪でね」って会話が普通に成り立って、我ながら10年以上前の話なのにこういう話ができるのはすごいなーと思ったんだけど、マンウィズは基本スタンディングということもあってほっとんど覚えてない。その時が楽しければおっけー方式。B'zの時は下手したら夜ごはん食べずにメモの解析に勤しむけれど*4、マンウィズの時はだいたい飲んでるwってかメモ自体無いしwwセトリも覚えてないしwww
でもね。その・・・なんて言ったらいいんだろう?ある種、無責任な楽しさというのがすごく良くって、自由だった。自分で知らないうちにひとつの価値観・モノサシに捉われていた自分に気付かせてくれた。


あんな見てくれだけれど、ただの音楽好きのあんちゃんたち。真面目に真摯に人を楽しませようとするエンターテイナー。
週末のドリームフェスティバルではきっと楽しいステージを見せてくれるでしょう。それは、私にとって忘れられない日になる気がします。
夢の競演、楽しみです。

*1:いまだにちょっとトラウマだわw

*2:今でこそ追加のepic nightや品川有頂天も「また次がある」と思えるけれど、当時はこの方法だともう完全に選民・・・シャットアウトにしか思えなかったし。

*3:今年は意識して減らしてみたりしたんだけどね

*4:忘れたくないんだよっ!