FCIジャパンインターナショナルドッグショー2012に行ってきた。

果たしてどのぐらい需要があるのか分かりませんが・・・犬の話題でも。

注意:本記事は私の趣味の延長にあり、ドッグショーの風景や楽しさを伝えるために作成しました。犬の評論が目的ではないので出陳番号及びハンドラーさんにはボカシを入れてあります。ド素人の写真の為、ショードッグ達の良さが伝わらなかったとしてもその責任は犬及びハンドラー氏ではなく全て私の未熟な腕のせいです。精進します。ご意見ご感想はメールにて、また写真の無断使用等はお控えください。

やってきました本部展。

アジアインターから名前を変えたのに、なんか馴染みがうす〜いジャパンインター。やや風の強い有明、国際展示場に到着したのは7時半。開始は8時半。・・・そして初めて知ったのですが国際展示場って8時まで中に入れてもらえないのね。

教訓:家を早く出すぎるのも考えもの。
出陳目録は2000円也(毎回サイズ統一して欲しい、なんか揃ってないのが気になるのよ、JKCさんよろしく。)去年は中止になったので2年ぶりのジャパンインター、今年も2日間かけて開催です。やっぱり大きな舞台というのはこう空気がピリっとして良いですね、心地よい緊張感。

さてさて、今回はシェパード特集〜!
理由?そんなの私が好きだからに決まってんじゃん(笑)

オーストラリアン・シェパード。通称オゥシー。名前とはウラハラにアメリカ原産の牧畜犬。
大理石という意味のブルーマールが目を引きます。

こちらはトライの仔。
がっしりとしてタフな仕事犬(でもこんなに美しいのがさすがアメリカらしい)
尾は断尾の習慣があります。おしりがぷりぷりして可愛いのだ。

ベルジアン・グローネンダール。
ベルギーシェパード4種類のうちの1つ。黒なのに重くならず颯爽とした犬。

ベルジアン・タービュレン。
しゅっとした顔にピンと立った耳が凛々しい、ブラックマスクが魅力的な犬。

ホワイトシェパード。
ご存じドイツシェパードから派生した白い貴公子。市原隼人さん主演で映画化もされました。*1白だけどアルビノではないのです。この犬の解説はエーファ・マリア・クレーマーさんの犬種図鑑の解説が超面白い!*2

お待たせしました、お馴染みジャーマンシェパード・・・・
と思わせておいてシェパなのにラングシュトックハールという長毛種のシェパードさん。コーギーのフラッフィーみたいなものですかね?いやー、改めて犬ってまだまだ知らないことだらけです!
以上、超自己満足シェパ特集でした。


もちろん他の犬種もしっかり見てきたよー。今日は1Gメインでお送りするゼ。

オールドイングリッシュシープドッグ。
ある意味お馴染みジェラス・ドッグ で吠え声を披露しているのがこの犬種。BOWWOW!

ビアデット・コリー。ビアディー。
良く混同されがちなこの犬も上のOESと比べると全然違う犬だねーシャギードッグ、むく犬の話!

ピレニアン・シープドッグ。
初めて拝見したレア犬種。なんか名前のイメージで勝手にピレニーズみたいなのを想像していたんだけど、たぶん「ピレニアン・マスティフ」と「マレンマ・シープドッグ」がごっちゃになってたっぽいwこちらの犬種はどちらかというと「ピカルディ・シェパード」とか「プーミー」に近いような印象を受けました。昔からこういう犬種だったんだろうなぁという感じ。

そしてモップ犬ことプーリー!
デューク*3と言った方が有名?こうしてみるとコモンドールとはサイズが全く違うのね。

アフガン・ハウンド
流れる絹のような毛が素晴らしくて溜息が出そう。この仔はまだパピーかな?

ドッグショーで選ばれる、それだけが犬の価値ではない。しかし、スタンダートをないがしろにし客観性を失った繁殖に先があるとはとても思えない。無くすことのできる遺伝疾患や病気を減らし、愛すべき性質と洗練された容姿を守る、そして未来につなげる。これからもドッグショーはそういう場であって欲しいし、そうあるべきだと思います。
犬をとりまく環境は決して楽観視できるものではない、しかし悲観していてもはじまらない。
目的はひとつではなく価値観は多様。だからこそ良い部分を見習い、悪い部分からも学べる場になればいい。

犬の可能性を信じている、そして、人の良心を信じている。



・・・そして、帰るとき突風でふっ飛びそうになった。ゆりかもめ動いてて良かった〜!

*1:

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*2:

新!世界の犬種図鑑

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余談ですがこの犬種図鑑は読み物としても楽しい、犬への愛を感じる一冊

*3:

つめたいよるに (新潮文庫)

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