愛犬がダミー犬になっていたら。

昨日のアカン警察の中でちょっと興味深い企画があったのでご紹介。
「芸能人に楽屋に愛犬をつれてきてもらい、それを良く似たダミー犬とすり替えて気づくか?」っていう企画。だいたいの飼い主は見た瞬間に気づいて「なんか変」とかいうんだけど、結構これってシビアに現代の犬と人の関係*1を示すものだと思う。
もちろん、すぐに愛犬に気づかなかった大鶴義丹を責めるのは簡単だし*2、もっと愛犬を観察しましょう的な意見が溢れてるのも想像できるんだけど・・・でも、もっと示唆的には自分の犬であることを他人に証明する方法って本当に無いんだなっていう事実が付きつけられる。30匹のゴールデン・レトリーバーの中でただ1匹の犬が自分の犬だと他人に言える理由。もし、もしもの話だけど1ヶ月愛犬と離れてしまって再会して、この犬が自分の犬だと自信を持って宣言できる理由。ジャックラッセルとかグレート・デンのハールクインとかダルメシアンとか、特徴的なミックスとか、わかりやすい模様があるのなら話は別だけど・・・100匹のラブラドールの中で。1000匹の柴犬の中で、どう説明したらいいんだろう??
きっと犬と私は出会えるだろう*3でも、それを赤の他人に分かってもらうにはどうしたらいいんだ?・・・そういう意味においてマイクロチップやシェパードの耳の刺青には一定の価値はあるし、もし次の犬を迎える日が来たら考えてもいいんじゃないかと思ったり。

*1:とりわけ純血種

*2:愛犬のボーダーコリーがすり替わっているのに気が付かなかった

*3:と、思いたい