月の破片
月光から月の破片まで
- 作者: 鬼束ちひろ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/04/20
- メディア: 単行本
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先日発売したアルバム「剣と楓*1」が久々に個人的ヒットだったのでなにか心境の変化かしらと思い自伝?購入。内容は軽めのエッセイ。質量的にも大したことないし、全体的にテンション高めなので時間かからず読了。数々の武勇伝を面白可笑しく、時にドン引き読者おいてきぼりに、それでもやっぱり愛すべき破天荒・鬼束ちひろ。
家族や仕事や病気や変化について率直にポンポン書いてあるんだけど、中盤で彼女が古典的な稲葉浩志の顔ヲタだったという事が発覚。*2なのでB'zの楽屋訪問した時のことも少々触れられてました。職権乱用M&Gちょっと羨ましいw最後の最後にちょろっとだけ松本さんも登場してなぜかホッと胸をなでおろし「鬼束よ、お前もか!」という気分になった金曜の夜。
あとはEVER AFTERとLove so sweetが繋がってスッキリなのと、彼女はこっちが思っているよりけっこうしぶとく生きていきそうだなっていう感想。念願のセルフプロデュースが出来てよかったね。過度の期待をしないでだらだら読むにはぴったりでした。
ところで琥珀の雪の弦が素敵。