雑誌各種

購入したもの覚書。

CD でーた 2009年 12月号 [雑誌]

CD でーた 2009年 12月号 [雑誌]

インタビュアーはおなじみ竹内美保氏。
この人のインタビューは分かりやすくて丁寧でその上ちゃんと作品を聞いてるのが分かって好きだ。出だしが「B'zはコンセプト決めずにスタジオ入るのが常ですが20年を超えて新たな心持ちは?」ってもう長年インタビューしている経験値から無駄な文章を省いていて素敵。あいもかわらず「今回のアルバムのテーマは」で始めたヤンギにも見習っていただきたい。もちろん「B'zは4つのアルバムで一区切り」とかいうよくわからん持論はもっと嫌だけど(それだったらサンパチの法則のほうがよっぽど有名な気がする)
稲葉さんの長文が多いです。「100%安心できる繋がりよりMY LONELY TOWNのかろうじて危うく繋がるっているぐらいの意識のほうがいいんじゃないか」っていうのはイチブトゼンブと要はおんなじことなんだけど、これを稲葉さんの言葉で聞けたのは大きい収穫だわ「かろうじて繋がっている奇跡に対する喜びと感謝」「去年の年末の松本さんが言った「誰かのためにギターが弾きたい」がPRAYの自分と繋がっていない誰かのためにに〜」あたりは蛍光ペンで引いておきたいお言葉。あと基本のツアータイトルの説明。能動的なマジック。

蛇足ですが、巻頭のUVERworldのインタビューでメンバー5人中3人からB'zという単語が出て、特にギターの人が松本さんの名前まで出しててちょっと嬉しい。B'zってだいたいこういう影響を受けたアーティストシリーズには縁がないもんで。なんか暴力事件起こして逮捕されたっていうぐらいの認識しかないのに地味に高感度UP、頑張れ若者(単純)

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2009年 12月号 (CD付き) [雑誌]

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2009年 12月号 (CD付き) [雑誌]

写真が良い。軍艦島のカッコイイtakさん。でもインタビュアーの「今回本当に捨て曲なしの作品だと思います」ってエレカシだったらブチ切れるレベル。せめて今回と言って欲しいなぁ。内容はギター雑誌らしく音の作り方の解説。ギャングボーカルはやっぱりLIVE-GYMを意識して。歌詞とギターの関係性。今後の目標。なんか稲葉君って単語がやたら出てくるインタビュー。「B'zの場合はある程度計算された部分が必要」っていうのが確認できただけでも収穫だったのでうっかり購入。あと「B'zがやるべきでないのは稲葉君が心から歌えないもの」っていうのは良く引き出してくれた!でも、睡蓮とかすーっごい良かったんだけどなぁ。あの方面またやってほしいのに。

それにしてもギター雑誌は高い、CDとかDVDついてるからだろうけど高い。playerは機材がメインだったので見送り、オリコンは半分ぐらいブザービートの話だったので見送り、GIGSは売ってませんでした。2年ぶりのアルバムでTV、ラジオも出ないとなるとさすがに財布のひもが緩くなっちゃう。撮りおろし写真がないのは残念だけども。
今回の雑誌はローリングストーンCDでーたTINY DROPSが好きな人ならワツイン、演奏方法はギタマガ)だけ押さえておけば問題ないかな。あと、↑でちょいちょい引用してるのは要約なので正確なのが読みたい方は書店へGO。