流星の絆

泣いたのは僕だった 弱さを見せないことが そう強い訳じゃないって君が言っていたからだよ。

流星の絆 (講談社文庫)

流星の絆 (講談社文庫)

再読、だけど小説とドラマ同時進行中。
ドラマが先だったもので、お兄=ニノに勝手に変換されるのは自然な流れですが、原作が驚異的な読みやすさ。映像でしか表現できないことと、小説でしか書けないこと、どちらの良さもある作品*1。ドラマだけのエピソードやオリキャラが厚みをもたせていたのかもね。それにしてもポストイット高山キャラ濃すぎw
特に有明3兄弟がこれ以上ないぐらい適役で、脚本のシリアスとコメディの目まぐるしさはさすがのクドカン*2。挿入される短編ドラマのおかげでテンポ良く、とにかくシーが可愛いとか、静奈に対して感情持てあまし気味の泰輔とか、冷えピタビターン!のお兄とかに心掴まれちゃう訳で。ドラマも小説も中盤がピークなのは同じなんだなーなんて思ってみたり。そうそう、小説のお兄の口調がどうも古めかしい言い回しが多くって「東野圭吾っていくつなんだっけ?」とググったら56歳って出てきてそれにもビックリ*3
流星の絆 DVD-BOX

流星の絆 DVD-BOX

ブルーレイに慣れちゃってると画質的にはちと厳しいけど、やはり好きなドラマです。

*1:前者は子供時代の記憶に紛れ込む今の功一や静奈、後者はいわゆる心理描写。

*2:当然、好き嫌いは別れるだろうなぁ

*3:なんか勝手に40代ぐらいだと思い込んでました。