疾風ロンド

基本的に本とかDVDに関しては発売=ネタバレ解禁で良いと思ってるんですが、今回は折りたたんでおきますかね。





マジで娯楽快作。

確かに面白いんですよ。テンポも良いし、スリル・ショック・サスペンス!で大変分かりやすいし、読みやすい。続きが気になるように次から次へとトラブル続き。・・・だけど、「なんだか軽すぎるんだよ」なぁ。軽いというかチープというか、プロットのスピードに対して主人公(と上司)があまりにも能天気というか保身に走りすぎてて、やたらのどかで感情移入しにくい。親子関係や恋愛沙汰でとっちらかっちゃったのも原因か、それとも海外ドラマのシリアスなスピードに慣れすぎちゃったのかしらん。
サクッと読めるけど来年には忘れてそう・・・東野圭吾白夜行みたいなのが好き。

映像になるとまた違った感じになると思うので、映画がヒットするといいなぁ。マッチしてるといいなぁ。