GAKU-MCのLIVEに行ってきた。

本日はお日柄もよく体調も上々。

2012年12月12日(水)duo Music Exchange
Mic Check 1.2.1.2.1.2. 12年の12月12日にガクエム氏のLIVEに行ってまいりました。


会場は渋谷のホテル街にあるduo MUSIC EXCHANGE。平日の夜はギリギリ、ガクエムさんがオープニングの映像は必見と仰っていたのでかなり無理して駆けつけるビバ、ノー残業ディ!スタンディングだったのでいつものように荷物を預け、入場。エントランスかと思ったらそこがもう会場でした。ステージは低くセットらしいものも特になく、左右にグッズのTシャツが2種類(GAPに怒られそうなRAP・all you need is RAP)

オープニング
10分ぐらい押したのかな?スタンディングだけど人の押しはまったくなし、ギリギリに来た割にとても見やすい場所GET。本日のLIVEでは前の人との間に一定距離があり、かなりパーソナルスペースが確保できました。今年は背骨がミシミシいうようなLIVEばかり行っていたのでなんだか逆に新鮮、スタンディングで押されなかったのはいきものがかり以来です(笑)

まずは必見のオープニング映像。2ヶ月前の新聞を手にしたGAKU-MCが画面に現れる「僕も気を付けていたのですが・・・こんなことになってしまいました」ジャージの上着をおもむろに脱ぐと・・・そこには見事なる太鼓腹が!「えー!」そしてそこから過酷なダイエット&トレーニングの日々。見せたかった渾身の映像って・・・・コレかい!挙手の音楽に合わせて登場するバンドのメンバー、歓声の中「GAKU-MCです!」と元気よく出てきたガクさん。

挙手
ここのところ(と言っても3年で3回しか見てないのだけれど)のLIVEでは100%1曲目の挙手。右手と左手を大空にかざすのです。途中で上着のジャージを脱ぎ、上半身裸になってダイエットの成果を発表。ちゃんとお腹は引っ込み、その腹筋を見せつけるようにボディービルダーのようにポーズをとるガクエム氏。
真ん中の早口になるところもお手の物。
スタートライン 
レゲエ調の今のGAKU-MCっぽい曲。

MC中に「パパー!」と呼ばれ「はいはい、パパいますよー」と一気にお父さんの顔になるガクさんw
ビールを断ってササミを喰い続けたダイエットの日々について熱弁。

Mic Check 1.2.1.2.
アップテンポな曲を一曲。ガクの言葉は歌詞というよりやっぱりリリックって感じですなーこの日のセットリストのなかではバンドっぽい曲、モーリーよ太鼓よ叩け!
I hope you like it
自己紹介ソング。このあたりはアコギを弾きながら
Don't Stop !!
ここで落ち着いたバラード。映画のタイアップが付いていたとは驚き。
世界が今夜終わるなら
確かアルペジオっぽくアコギをつま弾きながら、後期のガクさんの代表的な一曲。サポートメンバーのリズムソムリエズのソロが良いね。あぁ、そうか今のガクちゃんは言葉よりも音楽のほうが強いのか。
MC「ここからはちょっと懐かしい曲のコーナーで」
青春の日々
ハイハイハイ!一番のサビの入りに失敗してズコーってなった人挙手! ハイハイハイ!GAKU-MCの作ったPleasure、共通項は「青春は終わらない」中学の僕が今の僕を見たら尊敬はされるのか?という歌詞が身に沁みるお年頃になってしまったよ。
ガク「次は・・・30才ぐらいの人が好きなヤツ(笑」
クロール

鍵盤が効果的に入ってCDよりオサレな感じになっておりました。なんどこの曲の立ち上がれ!という言葉に勇気を貰ったかわからない。今日現在のiTunesの再生回数は1300回ちょい、聞いた回数はこれの何倍なんだろうwかれこれ12年の付き合い。ガクさんはラッパーなので必然的に言葉数は多く、場合によっては早口言葉のような言葉の詰め込み方をすることが多いのですが、私がみた客席の何人もの人がこの曲を完璧に口ずさんでいました。その光景にちょっと感動した。
25℃に保たれた街
イントロをアコギでつま弾きながら、「これ難しいんだよ」と嬉しそうに笑う。それは随分とひさしぶりに聞く25℃に保たれた街、この曲がきっかけでこの人の音楽に興味を持ったんだったな〜とか思い出しながら。サビの「部屋をあけたほんのちょっとのあいだに」の部屋の歌い方を変えて、こういう名曲が廃番なのは日本の損失。
ここの3曲は全て再生回数1000回越えの曲たち、2012年の今、聞くことが出来てとても嬉しかった。

take it slow 
リズムソムリエズの皆さんは一旦退場して、椅子に腰かけてアコギの弾き語りスタイル。「電力がストップ」ではゆっくりとピンスポが消される。左右のキャンドルが幻想的な雰囲気。 
月が綺麗です
文字通り語りかけるように。
ナクスコトデシカ 
序盤がガクさんのお父さんが亡くなったときの回想なので心情たっぷりに、「ナクスコト」でしか無くしたものの大切さを認識できない私たちへの戒めの曲。「ここにいない君へ」を乗り越え自らが父親になったからこそこういう歌詞が書けたんだろうなぁーと。

無くすことでしか 失うことでしか
ぼくらは気づけない 本当に大切なものがなんだか

all for PLUS(新曲)
イマイチ覚えてないんだけど出だしがとても爽やかでポップなカンジ。
五風十雨(新曲)
この2曲は前の画面に歌詞が出てました。この曲五風十雨は雨の時限定の歌で晴れの日は今日だけ!とスペシャルな初お披露目。歌詞はちょっと可愛いヤケクソな野外フェス雨の日用SONG。
ハタラコウ
GAKU-MCの鉄板アゲ曲ですから!途中ストップさせてお約束テキーラまわし、客席までもまわし飲み。猫踏んじゃったの披露もあり!この1曲で盛り上がれる定番ソング。それでも押されないって素晴らしい。
夢の叶え方
「最後の曲です」「えー!」というやりとりの中はじまったこの曲、途中でふいに音がビビリはじめ段々バリバリという凄い音に「俺か?」と歌の途中だけど一旦演奏ストップ「アレ出しちゃおう」と急きょギターチェンジ、その間面白いトークを無茶ぶりされるドラムのモーリー。本日購入したばかりの新品のギターを掲げながら「男は黙ってテレキャスター!ってミスチルの桜井君が言ってたよ」とエレキでの演奏再スタート。トラブルのおかげでちょっとラッキー。
先日はふたご座流星群を見ながらこの曲を思い出してみたり。

アンコール
新曲録音
サッカーのサポーター的なコーラスの録音、春頃にお目見えする新曲で聞けるとのこと。
昨日のNo,明日のYes
なぜかこの日は暖かい雰囲気のアンコール。やっぱりこの曲でGAKU-MCは前期と後期で別れるんだということを思った。なんというか悟ったに近いかな、理屈じゃなく。
AOU
コンサートのラストにぴったりな曲*1。楽しい時間の終わりを告げる蛍の光ソング。

ダブルアンコール
もしもラッパーじゃなかったなら
本当に綺麗に締まったのでまさかのダブルアンコール。この曲は今までのGAKU-MCの総集編とも言える曲なので、ここにコレを持ってくるとはもうたまらないね!DAYONEやMAICCA、ナンダカンダなどの曲にソロになってからの曲をつなぎ合わせて。走馬灯のように駆け抜けるラッパーとしてのガクさんの歴史はなんだかとても楽しかったです。凄く久しぶりにSAY HOO!ってコールをしたわー。

MC覚えてるのだけ
「クリスマスイブに川崎でアカリトライブやります!」
「カポ一つ間違えると大事故だからねw」
「モーリーは今日師匠が来てるからすごいキンチョーしてんの」
ミスチルナオト・インティライミに負けないようにMステに出れるように」
「客じゃなくてコーラス隊としての自覚を持って」
「(新曲のコーラスがばっちりな客に対して)なんでお前ら歌えるんだ(笑)」

まとめ
気が付けば3年ぶりのワンマン、熱さではなく温かさのあるLIVEでした。しかしながら思ったのは自分はつくづく昔のGAKU-MCのファンなんだなぁということ。やはりその差はどうしようもなく、埋めることもできず埋める必要もないのかな。それはあんちゃんだったガクエムが立派な笑い皺のおじさんになっていたのと同じで、止めることも止める必要もないのだろうな。てなことを思った次第。

ガクエム自身、音楽は辞められねぇ!という様子がひしひしと伝わってくるLIVEでしたし、きっと今後も見に行くんだろうな〜と思います。きっと、それは過去の自分に会いにいくような感覚なのだ。

そんな風に2012年のライブ(たぶん)締め。


あと、ライブ自体に関係ない愚痴





それにしても会場がちょっとありえないー感じだったのでAOUでまたここで会おう的な事言ってたけど次は違うところにして欲しい。bayHallかと見間違えるような2本の柱はまだ我慢できるにしても、500円のワンドリンクでビール変えようとしたら別途100円払えって・・・財布なんてスタンディングだから預けとるわ(*`皿´*)/500円だと発泡酒だというので渋々それにしたら普通に350缶だし・・・色気無さ過ぎだし、量多いから後半トイレ行きたくなるし・・・だったらコップ半分で良いからワンドリンクで交換できるビールぐらい用意して欲しいもんです。あのワンドリンク制自体悪しき習慣だと思ってるけど、こういう客のことを考えられないライブ会場って(以下自粛

次のワンマンいつかなー

*1:鐘と言われるとやっぱりリップスライムの曲を思い出してしまうのだけど