家族の言い訳

「はい、それも絶対的な味方です」

家族の言い訳 (双葉文庫)

家族の言い訳 (双葉文庫)

同じ家に住んでいるのになぜか時々すれ違う、家族を題材にした小説。

文字も大きくてすぐに読めて後味も良い。時折ドキっとする言葉がさっと入っていて泣かせどころもばっちり。喪失を抱きながらも、ギリギリの状況を生きる人達。約1日で読み終わって、次の日の晩にふと目次を見たらひとつひとつの詳細を思い出せなかった。はてはて。

最近読んだ短編だと、これに収録されてる自転車泥棒が頭一つ抜けてた。

あの空の下で

あの空の下で