坂の上の雲

再読です。

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

日本がとても頑張っている時代のお話。
何人かの人間に焦点を合わせながら時代を書いていく・・・群像というのかな?まだまだ序章なのであくまで好古と真之と子規、子規の比重が大きい気が。福沢諭吉とかが普通に生きてる時代の本。人間の人生とやらは作られた話よりもよっぽど先が読めなかったりする。
出てくる人がみんな志が高く、日本にこんなカッコイイ人が沢山いた事を知らずに過ごすのは、とてももったいないことです。これは流し読みじゃなくてじっくり腰を据えて読む必要があるので秋の長夜にぴったり。

日本史よりも世界史のほうが得意でしたが、コレは大丈夫。むしろ学生時代に読んでおけばもっと近現代史に興味を持って勉強できたのに・・・と悔やまれる。