26周年への祝辞

ツアーが発表されて、
会報来るのが待ち遠しくて、
ファンクラブの申し込みどこにしようか悩んで、
細かい規約読んで読んで読んで、
職場で有給とれるか打診して、
相方とどこ行くか相談して、
拝むように申し込んで、
結果に一喜一憂して、
次は先行抽選にチャレンジして、
「抽選の結果チケットをご用意することができませんでした」とかサラっと言われてちょっと凹んで、
一般発売全然繋がらなくて、
だから繋がったときの喜びは大きくて、
チケ代振り込んで、
交通手段調べて、
じゃらんで宿の口コミ調べてたら深夜になってて、
旅行日程ノートにまとめて、
ツアーグッズ発表されて文句言いながらも一応デザインチェックして、
チケット届いてもうすぐだってビックリして、
M&G当たって無いよねって、
でも少しだけ期待して、
やっぱりチケットだけで残念なようなホッとしたような気持ちになって、
自分の名前が入ってるのをみてにやにやして、
便箋なにがいいかな?って選んで、
今年やりそうな曲のプレイリスト作って、
それ聞きながらファンレター書いて、
自分の字の下手さに落ち込んで習字やっときゃよかったって後悔して、
何度も書き直してやっと出来て、
ネタバレ見ないぞってネット断ちして、
持っていく荷物確認して、
双眼鏡も忘れず詰めて念のため雨具も持ってくことにして、
なんだか遠足の前みたいにワクワクして寝れなくて、
寝起きはやけに良くて、
せっかく来たんだからって名物食べて、
家族と会社にお土産買って、
会場に向かう途中で同じ目的の人が増えていって、
新しいツアーグッズ身に着けてる人見かけて嬉しくなって、
とりあえずグッズ並んで買って、
会場の写真を携帯で撮ってたらいよいよだなって思って、
ガチャガチャやってダブって
交換する人探して、
サインのクジはやっぱり外れてポスターで、
ようやく入場列に並んで、
身分証明書見せてぺろんって座席券出てきて、
それ見てまたドキドキして、
ファンレターBOXに手紙入れて、
チケットを握ってゲートくぐって、
目の前に広がる一気に開けた視界に圧倒されて、
椅子の背に貼ってある列を見ながら自分の席探して
何故かいつもはじっこにカップルが座ってたりして「すいませーん」なんて言いながら通って、
そこからステージを確認してなんとも言えない高揚感を感じて、
まわりもざわざわと楽しそうで
あぁみんな色んなところから見に来てるんだなって思うとちょっと嬉しくなって、
「本日は〜」なんてアナウンスが響くといよいよだって緊張して、
SEの音量がどんどん大きくなって、


暗くなる場内、全員総立ちの観客、高まる期待、そして大きな歓声のなか、ステージに現れるB'z。



ひとからみれば、ただ「コンサートに行く」だけのこと。それだけのこと。
たった2時間半程度のLIVE。でも、そこに至るまでの楽しみや喜びは計り知れない。それは間違いなく明日への望み。今までも、きっとこれからも。


26周年、心よりお祝い申しあげます。さぁ、次は何を見せてくれるのでしょう?