地元優先の前では愛なんてなんの役にも立たない。
問題なのは行けるよろこびよりも、行けないことが苦痛になること。
そんな夜中のヒトリゴト。
あくまでこれは個人の日記なので誰の為でもない自分の為に、こういう心の動きこそ書き残しておくのが適切だと思ったので…とりあえず置いておきます。ファンになるきっかけが人それぞれなように、離れていく理由も人それぞれなわけで。ひとくちにファンと言っても常に同じ熱量を持って追いかけている訳ではなく、長い年月の間にはタイミングとか理由によってそれは上がったり下がったりしているものだと思います。今の私は残念なことに過去みた事もないぐらい低い水準なんだけどｗ
ただ、ひとつはじめに言っておきたいのはこれは別に他の誰かを巻き込もうとする趣旨のものでも、当選した人へ対する嫉妬を含めた羨望でも*1、ただチケットが手に入らないうっぷんを晴らす類のものではなくて、なんでこんなにも低いんかなーという割と冷めたカンジのテンションが自分で気になり始めたから。もちろん今更泣こうが喚こうが今年のツアースケジュールが今更変更にになるわけでも、状況が改善されるわけでもないことは承知してるし。
まぁ、いわゆる１ファンのたわごと。ファンレターの下書きみたいなものですｗ
それでもよければどーぞ。
いや、そりゃーめったに大物アーティストが来ない地方のホール公演なんだから、地元の人が優先的に楽しむべきっていうのは理解できるよ。立派な志だと感心してるよ。隠岐公演なんて新聞にまで取り上げられて微笑ましいニュースだと思うよ。
放っておいてもシングルもアルバムも買ってくれるファンクラブに入ってるような固定ファンよりも、これからお金を落としてくれるであろう新規ファンの方が大事だよね。地方ラジオ聞けて、地方テレビ見れて、地方情報誌見れる方が優遇されるべきだよね。だからＦＣ入ってなくても見に行けるように一般発売も必要だよね。うん。
でもさ、それってIN YOUR TOWNと何が違うの？
該当地域の市外局番（固定電話）からじゃないと当選しないじゃん、IN YOUR TOWN。
もちろん地元でも外れてる人もいるだろうし*2、その日に外せない予定が入ってたらアウトだし、他の公演を望んでも地元じゃないから当たらない。そういう意味では優遇も冷遇もおんなじようなものかもしれない。東北公演で客席前方が被災地に住んでいた人に優先されていたのは良い計らいだと思うし、ホール公演で1階席は県内で2階の後ろの方に他地域がごっそり固まってるのも不自然だけどしょうがないと思う。でも、当落の段階で住んでる地域でこんなにも明暗が分かれちゃうって…なんだかなー。あと、宮崎も青森も別に恨みはないけど、他にだいぶ行ってないところあるじゃないのかい？茨城とか茨城とか…茨城とか。
もうさ、他地域から来て欲しくないなら地元しかほとんど当たりませんよって先に言って欲しい。抽選とか下手に期待持たせないで欲しい。首都圏は日ごろ優遇されてるんだからB'zみるときはドームとかスタジアムのミジンコみたいなサイズで毎回同じ曲聞いてろって、ホールクラスで珍しい曲聞きたければアメリカまで行けばいいじゃないって言えばいいのになんて、そんな卑屈な考えになってしまう。
マッチング出来た時、座席券の当日発券が出来た時、前方席であるSS席は事前登録制で身分証明書と一致しなければ入場が一切出来ないというシステムが出来た時。ちょっとめんどくさくて息苦しくなるけれど、確かに良い方向に向かっている確信があった。それが今ではどうしたいのか、どうなりたいのかまったくわからない。転売を完全に防ぐことのできる身分確認システムも持っていて、それを使えば例え2013年4月の時点で人口13,234,572人の東京都でだってホール公演が出来ないはずもない。きっちり身分証確認してくれれば、残念ながらチケットが手に入らなかったとしてもまだ留飲下げられるのにこの同伴枠や一般発売の野放しっぷりを目の当たりにしていると、正直者が馬鹿をみているように感じてしまう。いやいや、そこに手を出したらアウトですから。
ここのところ、Ｔシャツ買って下さいよとか、DVDまとめて3本出すから買ってねとか、ベストアルバム出すから買ってねって話ばかりの25周年。10年前の15周年の時も思ったけれど、このツアースケジュールはこのアニバーサリーツアーでやる必要はあったのだろうか？去年だってあんな方法だったから1回も行けなかった人が沢山いたのに。武道館の外すごい数の人が雨の中いたのに。ホール公演をアリーナの会場にして19万人でそれをお祝いするって選択肢はなかったんだろうか？
不満なら降りれば良い。そんなの分かり切っている。
それでもたぶん降りれやしない。
ただ、仮定するのも無意味だけれども、これがB'zじゃなかったらとてもファンを続けてられないなぁと冷静に思う自分もいる。既にB'zというグループはたぶん私にとって人生で一番大事な、言葉ではちょっと表現できないぐらいの大きなものになっていて、彼らの音楽のない生活というのは想像できない。完全に依存した状態。
この、ほんのちょっとの愛と引き換えにあなたのもとをされない愛のプリズナー。もしくはDV彼氏と別れられないみたいな状態（どんな例えだｗ）のまま、上手くかみ合わないもどかしさが募る2013年。悲しいとか憎らしいっていう強い感情よりも色々と疲弊してしまって虚無感というか空しさのように、しんどいなぁーと思うことが多いのです。今の状態で切々と思うのは、C区分の結果が怖くてたまらない*3。今年は特に、全部とはいかなくとも多くの人の希望が通るといいなぁと思っとります。
…そんなことをうだうだ言っててもLIVE行っちゃえば好きになっちゃうから困ったもんなんだけどもねー。
