容疑者Xの献身

見ごたえのある映画。

TVドラマ版のガリレオは数回でリタイアしたこともあり、どんなもんかいと思いながら鑑賞。が、本当凄く丁寧に作られていて映画館でちゃんと2000円払っても損しない映画でした。今時珍しいちゃんとした伏線の回収、凄く些細な伏線が一杯張られてたと思います。*1

なにより、福山雅治の相変わらずな容姿端麗具合におののき、堤真一の冴えない男の演技に唸りました。劇中無音の使い方が効果的で集中できるのも◎(雪山だけ若干浮いていたと思うけれど)それにしても題名が秀逸、ここでの献身は一方的なものではなくて自己犠牲のようなピュアな献身か。

そんなにお金をかけなくても面白いのは脚本が良いから?では、原作も読まないと

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

*1:プランターの鳥はどういう意味だったのだろう?