ドッグマザー

ドッグマザー

ドッグマザー

ヒデオちゃんの本を読んだ後は支離滅裂な文を書きかねないから注意しないとね。そして、彼の本にネタバレという言葉が必要なのかどうかはわからないけれど、内容には触れているので注意してね。

メージと博文、血統とバッハ、宗教と売春、そして東日本大震災・・・まったく繋がりを持たないものが繋がってゆくのが古川日出男。舞台はmusicと同じく京都。主人公がまったくつかめない*1なんだけど、サマーバケーションEPみたいなもやもやっとした掴めなさじゃなくてずいぶんクリアな感じでした。正直後半はちょっと疲れちゃって文章が滑る滑る!それもこの作家のクセみたいなもんかもーと諦めてる部分もあり。別に見返すつもりもない。アルコール入れた方が良かったかしら?そして性描写多すぎじゃね?さすがに後半は辟易。

ゴッドスター (新潮文庫)

ゴッドスター (新潮文庫)

明治天皇と犬の伊藤博文が出てきた時点でゴッドスターの続編かよ、アチャーな感じに。
一時停止は似合わないのでそのまま前進!

*1:クールともまたちょっと違う