トラベラーズスター エディション
トラベラーズノートシリーズから3月14日に限定版が登場。詳しくはこちら↓
TRAVELER'S COMPANY | 旅するように毎日を過ごすための道具をテーマに、トラベラーズノート及び、ブラスプロダクト、スパイラルリングノートなどの仲間となるプロダクト、及び、直営店舗「トラベラーズファクトリー」を展開しています。
今回はパスポートサイズのキャメルが登場。キャメルと言えばアレです2011年にレギュラーサイズで売り出したあの色、通常の茶色よりもライトな感じでとりわけ若者層や女性陣に受けそうな色。普通にキャメルのパスポートってだけだったら我慢が出来たのだけど、今回はここからが重要!
「TRAVELER'S STAR EDITION」は、トラベラーズノートがスターフェリーのように永く愛される旅人たちの架け橋となれればという願いを込めて作りました。
スターフェリー!!まさかの香港スターフェリーとのコラボレーションですよ奥さん!
ご存じない方の為に説明すると、九龍から香港島の間を結ぶフェリーで乗車時間は7、8分。今はどうだか知らないけれど乗車賃は10セント。なんで行ったこと無いのにそんなこと知ってるかというと・・・
- 作者: 沢木耕太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/03/30
- メディア: 文庫
- 購入: 13人 クリック: 199回
- この商品を含むブログ (310件) を見る
しかしなんといってもよく乗ったのはフェリーだった。とりわけスター・フェリーは、香港島へ渡るときはもちろんのこと、用がない時でもただ漠然と乗っては往復して帰ってきたりするほどだった。私はスター・フェリーが好きだったのだ。
あまりにもこの旅の描写が素敵で忘れられないから。都会の喧騒を離れ、10セントの料金と50セントのアイスクリームで幸福を手に入れる。日本を出発したばかりの沢木耕太郎がその時間をいたく気に入って船の様子が何回も出てくるんだけど。いやー、今もまだ運行しているなんて驚きだわー。
これは深夜特急のファンとしてはぜひとも手にしたい。でも、トラベラーズノートのファンとしてはいくつも細分化してキレイに使うより、何役も兼用しながら1冊と付き合って行きたい。・・・嗚呼、悩ましい。