AVATAR
あと1ヶ月足らずでDVDが出るというのに、今頃映画館まで行ってアバター見てきました。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2010/04/23
- メディア: DVD
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一応たたんどきますね。
やっぱり3Dで見なきゃね!とようやく重い腰をあげ、「字幕だと字も3Dになってウザったいから吹き替えの方がお勧め」という助言の通り吹き替えで。上映回数が1回と知って驚愕・・・3連休なのに。
・・・・これは、アカデミー取れない(取らせない?)よなぁって作品。
誰が見ても明らかに、未開拓の野蛮人なら文化も言葉も宗教も土地も奪っていいっていうどこぞの国の歴史と鉱石(いわゆる富=金)をめぐる単純明快なストーリー。悪と善の対比がこれでもかというほど鮮やかに、そして観客を絶対的に主人公側につける展開のこれまた王道なこと。敵役もダークナイトのような苦悩する表裏一体の悪とは程遠く「おまえまだ生きてるのかよw」的なハリウッドらしいしぶとさも忘れずに。なんのためらいもなく立つ死亡フラグにはちょっと懐かしさすら感じました。それこそ例えるならザ・コーヴを日本人が撮っちゃったような。アメリカ人のドMっぷりが凄い映画。脚本面では娯楽ってよりもアイロニーばかり目に付いてしまった。
しかし、映像は今まで見たことのない世界。3Dと言ってもディズニーランドのような飛び出すものじゃなくて、あくまで奥行き(質感?)を出すような感じで進化したブルーレイみたいな印象。3時間もあるわりには確かに短く感じました。天空の城にも再開できたしジブリ好きならもっと楽しめただろうなぁ。
はじめのお兄ちゃんの棺が焼かれてゆくところとアバターの機械に入っていくところとか視覚リンクはさすが・・・そういえば意識を現実世界からアバターへ飛ばすってのがどうしても気ままに夢見る機*1にしか見えなくて16年前のドラえもんの凄さを今頃思い知った!
やっぱ、ドラえもんは凄いんだよ。