ローリングストーン

誰も知らないB'z

Rolling Stone ( ローリング・ストーン ) 日本版 2009年 12月号 [雑誌]

Rolling Stone ( ローリング・ストーン ) 日本版 2009年 12月号 [雑誌]

写真がとても良い。若干演技しているようなソロショットが。(特にp40,44)
スタイリストは袴田能生氏(会報82号からの人)写真はOGATA氏、この方はGREENとかのジャケ写の緒方秀美さんとは別人なのね。いまサイトで確認したらイチブトゼンブ、サマグリ、MY LONELY TOWN、会報82、83号と最近の写真は全部この人だった。言われてみれば確かにみんな筋が通ってるというか似た系統かも。なんかシックでいい雰囲気でこの人の写真好きだなぁ。
内容的にはインタビュアーが伊藤政則さんということもあってなんだか慣れた感じの雑談
いや雑談というか、自分のルーツになる洋楽について語る、誤解を恐れずに言えばただの居酒屋トーク
会報とか、カドカワで散々語りつくしたこのネタ。肝心のアルバムについて一切語ってないのが不満。いや、これがプロモーション多めの時だったらまだわかるんだけど、今回のアルバムCMもシングルつなぎ合わせただけだし、PVも作ってないし、TVにも一切出てないし、ラジオ1回だけだし、今のところギター雑誌しか出てないし、会報もほとんどアルバムには触れてないので全然アルバムの全体像がわからない・・・村上春樹1Q84じゃあるまいしこのご時世マネージメントは何やってんだと勝手にやきもきしているからではありますが。

雑誌ってそれなりの色があって不断載らないものに出るとその差が面白かったりするんだけど、この雑誌の色みたいなものが全然感じないんだよなぁ。たぶんセーソクさんのせいだけどこの雑誌自体買うのが初めてだからなんとも適当な感想でご勘弁。

例えば、だいぶ前の話だけど「音楽と人」での「B'zという巨大ロック体を読む」という巻頭特集、稲葉さんの「俺、暗い感じですか?」発言とか自分の立ち位置なんてあまり他ではでは聞けない話の方向だったり、あと「anan」とか「AERA」とかの音楽雑誌以外。こればっかりは雑誌の色+インタビュアーの力量にかかってくるのでしょうがないか。要は今回伊藤政則氏のインタビューでは私の期待していたようなMAGICが起きなかったと。

出だしのサーフィン、ハーレー、ゴルフって並びなんだかやらしい。サーフィン鼻骨折とかエアロスミス唇強奪事件とか懐かしいネタも織り交ぜつつ松本さんの「日本のオーディエンスだとやるとしたらPleasureかTreasure」というお言葉にリアルにorz・・・まぁトータル的にはお値段も安いし結構ページ数割いてくれてるので、買っても損はないんじゃない?うん。SAHARAについてのslashの記事も載ってるし、FC以外の人だったら結構濃い内容なのかも?2冊買うほどではないけど

「音楽、ファッション、カルチャー、ジャーナリズム。読むこと自体がカッコいい!20代からのエモーショナルマガジン」読むこと自体ってw

あとB'zファンの皆さんはP78のU2の記事を見るとこれまた懐かしい人のお名前が。いまだに飲み会で話題ぶっちぎりのワーストになるあの演出。