アパッシュは可愛いけれど・・・

映画館で見損ねた作品


劇場公開時に新聞一面で広告が出ていて気になっていた作品。とてもどんぴしゃな感じがしたのでよかったらDVD買ってもいいかな、と思って見始めたのですが、まぁイマイチでした。ドキュメンタリーのように作りつつも一応映画なので筋書きがあるのですが、この脚本が衝撃的につまらないんだわ。主人公のノーマンさんは現役の猟師さんだそうでそのあたり同じ犬映画のボンボンに近いものがありますね。

まず、リーダー犬のスヌークがノーマンの不注意(としか思えない)で事故死してしまうところから話が始まってそこからなんだかなぁと斜めに見てしまっているのは否めないけれど。ディープブルーのような映像美でもなく、イントゥザワイルドのように観客に深く考えさせるものではなく、ホワイトファングのように犬映画でもない。そして子供向きという訳でもない(というか子供見たら寝るんじゃない?)つまりどっちつかず。
カナダの大自然の美しさと犬の可愛さはよく出来ているのでその辺が見たい人には。
雪国+そり犬=氷の湖に落ちるっていうのは今も定番なんだね。