人生は1冊のノートにまとめなさい

人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ

人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ

この本を知る前に「情報は1冊の本にまとめなさい」という題名の同じ作者の本を見かけて「いやいやいやいや無理無理無理無理」と完全に分かり合えないことを認識しつつもいつもちょっと気になっておりまして、今年のほぼ日ガイド*1を立ち読みした時に購買意欲がわかなくて(いつもとサイズが違うのがなー)ぶらぶら店内を見てたらふと目に入ったので替わりに買ってみました。
「ノートになんでも書いていくと、超楽しいし自分の為にもなるよラリホー♪」
といったことが懇切丁寧に240ページに渡り書いてある。

100円ノートである必要はないんだけど、ノートを自分の航海日誌のようにライフログ化し、写真やスタンプを押したりいろんなものを切ったり貼ったりして手をかけて愛着を持って、何回も読み返してると自分の駄目なところを自覚できたり、逆に進歩した点を認識できたり、過去の自分に励まされたりするよー。デジタルなのも便利だけど手書きならその時の空気感もリアルだし、索引はパソコンも併用すると便利だよー。文具選ぶのも楽しいよー。自分はこういった裏技使ってるよー・・・そんな感じの本なので、前に買ったモレ本とかほぼ日ガイドなど他人の手帳出しとかノート術が気になる方には良いかも。ただ文章メインで写真はあまり載ってないので注意。(表紙から数ページだけ掲載)

たとえば、旅行に行ったとき、夜、ホテルでお酒を飲みながら、昼間に訪れた郷土博物館の半券を貼り付け、ノートに考えたことを書いていく。こんなことを想像しただけで、ぼくなんかはニヤニヤしてしまいます。

↑こんな感覚が分かる人なら向いてる。いわゆるヲタク的な楽しみ方。

こういった今まであったものを新しいアプローチで捉える本というのは、いかに「面白そうだな、やってみたいな」と思わせるかどうかが重要なポイントだと思うんだけど*2そういう意味ではすごーく参考になると思う。

、出張の多いサラリーマンやクリエイティブなお仕事の方ならまだしも、ほとんど毎日ルーチンワークを繰り返す私にはさすがにこの方法はちょっと向いてないように思うの。人生はノートは収まりきるほど単純なものでもないし、1冊で管理できるほど自分の処理能力は高くないw

トラベラーズノート Traveler's note book 茶 チャ 13715006

トラベラーズノート Traveler's note book 茶 チャ 13715006

日常を旅するというコピーから見ればトラベラーズノートがこういうノートに使えたら凄く良さそうだけど、いきなりデスクにあのノート広げて記録取るっていうのも・・・ねぇ。

という訳で、今後もしばらく。

でいこうかと。でもこれにプラスA4リングノート(A4のコクヨ・メモ・机のとなりに置いてある)読書ノート(B5・盲導犬協会のチャリティー品・図書館で借りてきた本の書き写し)犬ノート(モレスキン・訓練、体調管理メモ)最近パスワード管理用にunited beesの超素敵なノートを手に入れたんだけど画像見つからん。モレスキン&ダイスキンは在庫があるから使ってるので消費しきったらミドリの文庫本ノート狙い。・・・・ってこれじゃ1冊のノートからはますますほど遠いよ、ウワーンヽ(`Д´)ノ


モチベーションが落ちた時にまた読み返そ。
そんではやく来年の手帳買いにいかなきゃ。

*1:

ほぼ日手帳 公式ガイドブック2013 ほぼ日手帳と、その世界。

ほぼ日手帳 公式ガイドブック2013 ほぼ日手帳と、その世界。

*2:例えば

新・片づけ術「断捨離」

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捨てる。
人生がときめく片づけの魔法

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ときめきお片づけ。
ザ・カルチャークラッシュ―ヒト文化とイヌ文化の衝突 動物の学習理論と行動科学に基づいたトレーニングのすすめ

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クリッカーレーニングなんかもそう。

*3:改めて考えたらこのノートの形が一番近いかも。読み返せばその時のLIVEの様子が分かるように出発から帰宅まで全部絞り出すように書いている。落ち込んだ時は2008年のノートを見てから寝るのが習慣w